すっとんきょうでゴメンナサイ

風の吹くまま気の向くまま

4番キャプテンの君に一目惚れ(*/ω\*)


久しぶりのスッキリした晴れ
明日はまた天気が今ひとつのようなので
朝から急いで洗濯
たっぷり干して気持ち良かった


テレビの情報番組(以前はワイドショーとかって言ってたけど、今はこう言う?)に
車いすバスケの鳥海連志選手が生出演するって
やっぱりね、早速来た、そういうの
大丈夫かなあ……メディアの人たち、こねくり回さないであげてほしい
鳥海選手も振り回されないで
あなたのやることはバスケだよ、なーんて
息子(或いは孫?)の様に心配でテレビの前に張り付いた


他の選手たちと一緒かと思ったら
一人でスタジオに現れた鳥海選手
えーーー💦大丈夫??と一瞬思ったのだけど
心配することなど何も無かった


22歳とは思えない落ち着いた表情と佇まい

ではあるけど
てらうこと無く質問に率直に答える様子は
大人のそれとは違いやっぱり22歳の若者だ
笑顔も話す言葉も本当に素直で清々しい

でありながら
相手の質問の意図を的確に受け取り、丁寧に自分の意思を伝える様子は
しっかりしてるなあ
頭いいなあと感心する


試合中、ナイスプレイに高揚し雄叫びを上げる鳥海選手を何度か見た
それも含めて
ナチュラルな自然体の人なのかなと思う
彼の清々しいナチュラルさは見ていてハッとさせられる

若さなのか人柄なのか


鳥海選手のプレイにたくさんの人が魅了された
今後、プレイはもちろん、人としてもますます大きく成長していかれるのだろうなと
母(或いはばあば?)の様な気持ちで楽しみ



ところで、

シミの一つも無い色白な鳥海選手の横顔を見ていたら
「あ!」と遠い昔のことを思い出した


中学時代、バスケ部だった私
同じ市内のとある中学に練習試合に行き
そこの中学の一つ上の男子に一目惚れ
背番号4番だったから多分キャプテン
試合中、その人の姿ばかり追って
自分の中学の男子の応援に身が入らなかった(苦笑)

試合が終わった後、どういう経緯だったか
その彼と一言二言話せたのだった
(道具の片付けとかを指示してもらったのかなあ^^;?)
細面の色白の顔に汗がキラキラ光って
ああ…カッコイイなぁって思ったこと憶えている


今思えばその人、鳥海選手に似ていたかも………(*︾◡︾*)



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君の夢よ、叶えと願う/スポーツの本望


東京パラリンピックが終わった。

昨日の閉会式、「What a Wonderful World(この素晴らしき世界)」最高だったなぁ…
独特のダミ声で歌ったのはロックバンドROGUEのボーカル奥野敦士さん。
一旦バンドを解散した後、事故で頸椎を損傷し重度の障害を負う。
その後「ROGUE」を再結成。音楽活動を続けている。


1ヶ月前の東京オリンピックと同様、毎日が感動の連続だった。
今振り返っても、楽しかったなあ、素晴らしかったなあと幸せな気持ちになる。

感動で何度も涙が零れた。
どうしてこんなに泣けるのかと自分でも呆れるほど。

今ある身体を限界まで動かし
持ちうる能力の全てを出し切って
挑み戦うアスリートたち。

皆、溌剌と力強く
眩しいほどに美しい。

人間の可能性はこんなにも未知で
はかりしれないと思わせてくれる。

どれだけの努力が費やされてきたことだろう。

「障害があるのに」という但し書きも無い。
オリンピックもパラリンピック
そんなアスリートたちの姿に尊敬を抱き、心打たれた。


……………


今回、初めてじっくり観戦したブラインドサッカー

全くの暗闇の中、音や声だけを頼りにボールを追う。
選手同士激しく衝突し、転ぶ。
その度立ち上がり、走ることをやめない。
驚くほどのハードさと面白さに心を掴まれた。

そのうち、転んでも転んでも何度でも立ち上がり走り出す選手たちの姿に
胸が締め付けられるような切なさを覚えることもあった。
見えないで走り回ることに恐怖はないのだろうか。
あんなに何度もぶつかり弾き飛ばされ痛くはないのか。辛くはないのかと。
彼らの障害ゆえの困難さを感傷的に思う自分がいた。


ある選手が言ったそうだ。

「自分はコートの中では自由なんです。思い切り走れるんです」


余計な感傷だった。
自分のやりたいことを思うままに体現できる自由のもと
勇気を持って突き進む。
ピッチ上には躍動する喜びが満ちているのだと知った。

と共に、
彼らにとってはコートを一歩出た社会にこそ
多くの障害や困難があるのだろうことも思った。


今回のパラリンピックが初出場だった日本チームは5位と大健闘。
5、6位決定戦、スペインとのゲームで1点差を守り切った後の涙の歓喜のシーン。
彼らの思いは自分などにはわかろうはずもないが
我が事の様に胸を熱くした。


……………


パラスポーツの面白さを知ってほしいと語るアスリートが多かった。
これまではオリンピックに比べパラリンピックのテレビ放送は少ないのが実情だったが
今回、自国開催ということで様々な競技を毎日テレビで観戦出来たのは嬉しいことだった。
実際に観てパラスポーツの面白さや奥深さに魅了させられた人もたくさんいたと思う。

スポーツを通して私たちの中にある壁が取り払われるとしたら
それはスポーツの本望というものだろう。


今、少し寂しい。ロスというものかな?
早くも3年後のパリ五輪が待ち遠しい。

いや、その前に北京冬季五輪だった。
2022年2月というからもはや5ヶ月後だ。



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車いすバスケットボール日本男子、銀メダルおめでとうございます!
最後の最後までドキドキワクワク楽しませてくれました。
鳥海連志選手の雄叫び「フォーーー!」にしびれました。
※画像はお借りしましたm(__)m


車いすテニスの国枝慎吾選手、シングルス金メダルおめでとうございます!
世界の車いすテニス界において長年トップであり続け
フェデラーに「日本には国枝がいる」と称賛された話は有名。
そんな彼が2大会ぶりのシングルス優勝が決まった瞬間、崩れるように泣いた姿に
リオ大会からの5年間の苦闘が見えるようで胸が痛くなりました。
その間さらに努力を重ね挑戦を続けたことが報われて本当に良かった。


陸上女子マラソン視覚障害)の道下美里選手も見事金メダル!素晴らしい!
ちなみに道下選手44歳、記録は3:00:50
そして、
5位の藤井由美子選手は56歳、記録3:17:44
8位の西島美保子選手は66歳、記録3:29:12

アッパレ!!



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トップアスリートたち


パラリンピックの競技やアスリートを紹介するテレビ番組の中で
視覚に障害のある出演者の方がおっしゃっていた言葉。


車いすなのに出来る
義足なのに出来る
(だから凄い)ではなく
そのスポーツそのものを観てほしい

アスリートとしてのその人を見てほしい

きっと
その素晴らしさや面白さに心の底から感動することでしょう


言わんとすること、わかるーーー。

それで、ふと思い出したのです。


40歳の時、障害者スポーツ指導員の初級講習を受ける機会がありました。
障害者スポーツを指導、援助する上での、注意することや理解しておくべきことなどを学び
また、様々な障害者スポーツを体験しました。
その際、学生時代にバスケットボールをしていたこともあって
講習が終わってから、知的障害の方たちのバスケットボールの練習をお手伝いさせて頂きました。
ある時、たまたま体育館で車椅子バスケットの練習を見ました。
間近に見るのは初めて。
まるで格闘技のようで、その迫力に唖然とするくらい驚きました。
そして信じられないような見事なチェアワークにも。

これは、障害があって普通のバスケットボールが出来ないから車椅子バスケをしている、
ということではなく
車椅子を自由に操れる人こそが出来るバスケットボールだ!
ハンディキャップの概念が消え去るほどに高められた技術を持つ彼らはアスリートに他ならず。
健常者の行うバスケットボールとはまた別物⁈の面白さに興奮しました。

パラスポーツへの認識が大きく変わった瞬間だったかもしれません。


その後、パラスポーツやパラリンピックにも注目するようになりました。

ゴールボールやボッチャなど、障害者スポーツならではの競技もたくさんあります。
東京パラリンピックではテレビ等で観戦する機会が多くありました。
持ちうる能力を最大限に活かすべく研ぎ澄まされた技術に何度も驚かされました。

健常者も一緒に行えるものもあり、ハンディを考慮しながら同じ土俵で戦います。
これもまたスポーツの醍醐味なのではと思います。
ボッチャは体験したことがありますが、何より面白い。そして深い。で、難しい(;^ω^)


……………


障害があるのに、ではなく
アスリートとしてのその人をただ見てほしい

その言葉の言わんとすること、実感として、体感として、とてもわかります。

自分の肉体を限界まで使い、精神力を高め、持ちうる力の全てを使い切って戦う。
それこそがアスリートなのだとしたら
彼らはまさにトップアスリート。
そのパフォーマンスをただ堪能する。
それだけなのだろうなと。


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昨日はいつもに増して感涙に次ぐ感涙……ಥ_ಥ

競泳バタフライの木村敬一選手と富田宇宙選手
ワンツーフィニッシュ、念願叶いましたね
「この日の為に頑張って来たこの日って、本当に来るんだなって」
木村選手の言葉、最高でした

車いすテニスの上地結衣選手
何度も何度も相手のマッチポイントをひっくり返し
最後の最後まで持ち得る限りの力を振り絞ったゲーム
本当に頑張りました
とてつもなく素晴らしい銀メダルだと思います

車いすバスケットボール日本男子
イギリスを破っての決勝進出
ゲーム終了の笛が鳴った瞬間の藤本怜央選手の涙にもらい泣きでした
明日の決勝、アメリカ戦
思う存分走り回ってください


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しょうがないねぇ~「業の肯定」


「落語とはなにか?」と問い
「業の肯定を前提とする一人芸である」と言ったのは立川談志さんだそうだ。

糸井重里さんのエッセイ「今日のダーリン」より。

そうすると「業」とはなんなんだということにもなるが、これはもともと仏教の「カルマ」からきているらしい。
恐れ多いけど、ぼくなりの言い換えをするなら「善いも悪いも含めて人がやっちまうこと」かなぁ。
落語のなかによく出てくるセリフに、「しょうがないねぇ」というのがあるけれど、それが「業の肯定」を表しているようにも思える。


植木等さんの歌った「スーダラ節」(作詞・青島幸男)には
「わかっちゃいるけどやめられねぇ」という歌詞がある。
生真面目な植木等さんは僧侶の父上に
「こんな無責任なこと言って騒いでいる歌はどうなのか?」と相談した。
すると、浄土真宗のお坊さんである父上は
「これこそ人間の真理、親鸞の教えに通じる」と励ましてくれたそうだ。

これも「業の肯定」に通じる話だと糸井さん。

「しょうがないねぇ」にしても、「わかっちゃいるけどやめられねぇ」にしても、
しっかりした人の、ちゃんとした理屈からしたら、「そんなことじゃいけない」と叱られそうなことだ。
しかし、それは「業」として人間に備わっているものであると考える、そういう人間観世界観が落語であると、立川談志という人が見つけたわけだよねぇ。
人がとげとげしくなって、さかんに角突き合っているとき、落語の世界にひたりたくなるのは、そのあたりが理由だね。


「善いも悪いも含めて人がやっちまうこと」
あるある。

「わかっちゃいるけどやめられないこと」
あるなあ。

確かに、落語はそんな人間の「業」を赤裸々に語っている。
それでもって「業の肯定」を前提としているってすごくわかる。

そもそも人間に備わっている「業」を肯定し
その有り様を愛を持って語る落語の世界観。

「しょうがないねぇ」と許す人物も登場して。

可笑しくて情けなくて
切なくてあったかい世界だ。


寅さんの世界もそうだなぁ。

……………


自分の中にも間違いなく有る「業」。
自分のことを棚に上げるのは気が引けるので
人の「業」についてもまあそんなもんかなあとルーズに受け止める様にしている。

「しょうがないねぇ」と許してもらえると嬉しいから
自分も「しょうがないねぇ」と言える人間になりたい。


ところで、話は全然違う方へ飛ぶけど
名古屋市長がソフトボール金メダリストのメダルを齧ったのも「業」の為せることだったのだろうか。
「わかっとるけどやめれんかったんだわ」って?

これは「しょうがないねぇ」とはどうしたって言えない。


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荒ぶる5歳児、恋をする⁈

 

早生まれの長男孫は来年1月に5歳になります。

保育園に通っていて、幼稚園だと年中さんのクラスです。(保育園だとどう呼ぶのかな?)

少し前まで可愛いばかりだったのに、最近、様子が変わってきました。

大人に対し生意気な口を叩いたり、屁理屈をこねて我儘を通そうとしたり。

乱暴な振る舞いも増え、戦いごっこと称してはパンチを繰り出してきます。

成長している証なのかもと思いつつ、変貌ぶりに戸惑うじいじとばあば。

先月我が家に遊びに来た時、とうとうじいじに叱られて大泣きでした。

新しい弟が生まれ実は赤ちゃん返り?と考えたりもしました。

 

その少し後、美容院で美容師さんとの話の中で。

5歳になる孫がやんちゃで大変と言うと、ご自身のお子さんが保育園に通っていた時の事を聞かせてくれました。

その歳の子ども達は最初の反抗期を迎えるのだと保育園の先生が話されたそうです。

それまでの我が子からは想像だにしない姿に親は驚き嘆くかもしれないけれど

保育に携わるプロからすれば想定内ということのようです。

それを聞いてなるほど!と。

あの歳で反抗期とは思いもしませんでしたが、確かに理解不能に荒ぶる様は反抗期そのもの。

乱暴な言動が生じるのも、湧き起こる力を持て余し何かにぶつけずにはいられないのでしょうか。

人が成長するのにどうしたって通る反抗期。

(たまに反抗期が無かったという人がいらっしゃいますが、多くの場合有るとして)

であるならば、孫は今、人として成長の過程にあると、ばあばは喜ばしい気持ちで受け止めようと思ったのでした。

 

 

今日、久しぶりに娘が次男と三男を連れて遊びに来ました。

反抗期の長男は保育園。

そんな長男孫は何故かしっかり者の女の子にお世話されるタイプだそうで。

ママやばあばには自分の意思を通そうと強気に出られるのですが

保育園では女の子たちにあれこれ指図され、言われるがままされるがまま。

そもそもぼんやりの長男気質に加えて、同じクラスにはしっかり者の女の子が多く

また、よく遊んでもらうお隣の一つ上の女の子もそのタイプなので

長男孫はそんな彼女たちに世話を焼かれるというシチュエーションが多かったようです。

 

少し前、近所に住む女の子、はなちゃん(仮名)と初めて遊ぶ機会があったそうです。

はなちゃんは口数も少なくとても大人しい女の子。

長男孫のやることに文句を言うこともなく、あれこれ指図もしない。

代わりに、「すごーい」と手を叩いて感心したり、笑って喜んでくれたりする。

そんなはなちゃんをリードしながら楽しい時間を過ごした長男孫。

 

その後、家の前ではなちゃんを見かけた時、ママにそっと言ったそうです。

 

「ボク、はなちゃんを見るとココロがハートになっちゃう」

 

荒ぶる5歳児が恋に気づいた瞬間だったのでしょうか(笑)

 

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荒ぶる5歳児^m^

 

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