すっとんきょうでゴメンナサイ

風の吹くまま気の向くまま

ロンドンオリンピックが終わって


オリンピックが終わって
心の中にすうっと寂しい空気が流れるのはいつものこと
様々な競技が次々と繰り広げられる一日一日が本当に楽しかった
刺激的だった!
感動的だった!

勝っても負けても
選手の姿は私の胸を熱くして
何度も涙がこぼれました
なでしこジャパン宮間キャプテンの号泣にはこちらも激しくもらい泣きでした)

今回のオリンピック
我が国史上最多のメダル獲得となったそうですね
そんな中で
日本らしいチームワークで繋がった団体戦のメダルと
長い競技人生、或いは何度目かのオリンピックで
ようやく手にすることが出来たメダルが
印象的でした

競泳男子・女子メドレーリレー
フェンシング男子フルーレ団体
体操男子団体
卓球女子団体

個人としては
背泳ぎの寺川綾さん
卓球の福原愛ちゃん
女子バレーの竹下佳江さん、木村沙織さん 
忘れちゃいけない女子サッカー澤穂希さん
わたし的には、今まで頑張ってきてメダル取れて良かったねという思いです

特に竹下選手は
世界が認める技術、能力があり
長年日本女子バレーの中心となって奮闘してきた――
であったとしても
結局メダルは取れないままなのではと
(今になれば失礼な話ですが)
見ているこちらが内心諦めていたところがあったので
彼女の長い間の努力と不屈の魂が報われて本当に本当に良かった・・
三位決定戦に勝って
コートの上で木村選手としっかと抱き合った竹下選手の泣き顔は
今までの彼女の想いを切ないほどに表しているように私には見えました

「あきらめなければ 夢は叶う」

そのことを
苦しみもがく姿と共に
しかし最後には鮮やかに
体現して見せてくれた

感動はもちろんのこと
尊敬の念を抱かずにはいられません

・・・・・

俳優でミュージシャンの福山雅治さんが
自分たち役者やミュージシャンも
見てくれる人たちに何かを伝え感動を与えることが出来るかもしれないけれど
オリンピックのアスリートたちのそれにはかなわない
というようなことをおっしゃっていました

自らの身体と精神力で尽き果てるまで闘う姿は
何の言葉を発せずとも圧倒的な説得力、表現力で
見る者の心を無条件に震わせて
勇気の粒のシャワーで励ましてもくれます
そこにたどり着くまでに
どれほどの汗と涙を流したのだろう
どれほどの苦悩と挫折を味わってきたのだろうと
到底想像できないことを想像しようとすれば
なおさらです

・・・・・

たとえば
自分自身を大切に思えず
周囲のことも大切に出来ない人がいて
「こんなことしている場合じゃない」
と感じてくれるのではないかと
そんなことも考えました

一途に激しく
自分のやりたいことを、為すべきことを
ただ精一杯頑張るだけ

そんなアスリートたちの姿は
今苦しんで迷っている若い人たち
一番必要なメッセージを届けてくれている気がするのです


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おめでとう~~