すっとんきょうでゴメンナサイ

風の吹くまま気の向くまま

オワリはじまり


もうすぐ今日が終わる
やり残したことはないかい
親友と語り合ったかい
燃えるような恋をしたかい
一生忘れないような出来事に出会えたかい
かけがえのない時間を胸に刻み込んだかい

「オワリはじまり」より  by かりゆし58(作詞作曲:前川真悟)


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(日の入り)


娘たちが大きくなって
これで親がいなくなっても生きていけると考えたとき
仮にここで自分の命が天に召されることがあっても
もういいと思うようになりました

少しばかりしんどいこともあったから
それを乗り越えようと
自分でも十分生きてきた気がするのです
嬉しかったこと楽しかったこと
悲しくて悔しかったことさえも
今は宝物のような思い出となって
自分の両手両足では抱えきれないほどです

だから
もう十分幸せなのです
そりゃあ生きていられるなら有難いことだけど
もしここで命が終わりになったとしても
思い残すことはないだろうなぁと


とまあ、
またまたオカシナことを述べていると
家族は呆れたような
不思議なものを見るような顔で
私を見ます

悲観的だとか
虚無的だとか
そういうことでは決してなく
更年期的ということでも多分なく・・
自分的には
幸せのホルモンに満ちているような
そんな気分なのですが


・・・・・


そんな中
この歌を耳にしたとき
心がふるふるっと揺らされました

人生の折り返し地点をすでに回って
忘れられない出来事は数え切れないほどあったし
かけがえのないひとたちと出会い
かけがえのない時間を過ごせた
もう十分かな
そう思っていたはずなのに

この歌に問いかけられて
なんだか熱い焦りのようなものを感じました
若いときの自分もきっとそうだったように

まだまだですね
まだまだやらなくちゃいけない

まだまだやりたい


・・・・・


(日の出)

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太陽が沈んではまた明日を連れてきてくれるように
生きているかぎり
どんなに歳をとっても
新しい「はじまり」はやってくる

それは想像もつかないものかもしれない

そう考えると
俄然楽しみになりました