いつもお邪魔させていただいている方のブログで紹介されているのを一昨日拝見し、
その中で見た予告編に胸が騒いで騒いでどうしようもないので、
昨日渋谷まで観に行ってきました。
(こういう行動は逆に素っ頓狂に思えるほど速いんだなぁ・・)
この短い予告編の中の、これまたほんの少しの彼の演奏にぐわっし!!と心を掴まれたのです。
もっと・・、もっと聴きたーーい!と思った。
そう思って映画館に駆けつけたけど、
そこはやはりドキュメンタリー映画なんだなあ。
満足するほどは彼の演奏を聴かせてもらえなかった。
そこんとこがちょっと残念・・。
(でもまあ、そりゃそうだよね。ドキュメンタリーなんだから)
それでも、
彼の叩く音は、強く、くっきりと、明るく、軽やかに、スン!と突き抜けて、
彼の奏でる音は、悲しく、切なく、海の中の静かで深いブルーが見えるようだったな。
彼はジャズピアニストで
彼の音楽がジャズ
ということには実はあまり関心がなくて、
彼の音楽にただただ惹きつけられたのだけど、
これがジャズで
こんなに心地よくなれるのなら
もっといろいろ聴いてみたいかも~。
正直ジャズって今までよくわからなかった。
だから、食わず嫌いなところあったんです(^^;
もうひとつね、
予告を見ていてドキンとしたセリフがあった。
「神は何を与え、何を与えなかったのか」
神はあえて与えなかったという発想・・・か?
その分、あまりにも稀有な才能を与えたということ・・・か?
う~~ん、なるほど。。
しかし、そういう意味では
人はすべて神から何かを与えてもらい、何かは与えられないものであるのだろうから、
つまり、そういう意味では
彼も自分も、すべての人が同じと言えるんだろうな。
与えられるものと与えられないものと、
その高低に差はあるものの、びやぁーーっとおしなべれば
おそらく皆がプラマイゼロになるのだろうと、そんな気がする。
だからというわけではないが、
(いや・・・、だからか?)
「凄まじい障害を抱えながらも」というようなことも
この際、要らないんだろうな。
綺麗な綺麗な彼の音色に
ただもう、心揺さぶられるんだから。
※昨日の感動が冷めやらず支離滅裂な文章になってしまったこと、お許しくだされ