すっとんきょうでゴメンナサイ

風の吹くまま気の向くまま

誕生


以前、
中島みゆきさんのコンサートツアーを収録した映画「歌旅」のことを記事にしたことがあります。
その後、DVDを手に入れ、CDはレンタルして、家や車の中で観て聴いています。
映画を観たときも、ライブならではの真に迫る彼女の歌声や迫力に超感動だったのですが、
今もなお、目にし耳にするたびに心の中が熱く震え沸き立ちます。

その中でも、当初は他の曲と比べるとそれほどでも無かったのに、
最近、歌詞を口ずさみながらいつも泣けてしまうのが 「誕生」です


ひとりでも私は生きられるけど
でもだれかとならば 人生ははるかに違う
強気で強気で生きてる人ほど
些細な寂しさでつまずくものよ
呼んでも呼んでもとどかぬ恋でも
むなしい恋なんて ある筈がないと言ってよ
待っても待っても戻らぬ恋でも
無駄な月日なんて ないと言ってよ

めぐり来る季節をかぞえながら
めぐり逢う命をかぞえながら
畏れながら憎みながら
いつか愛を知ってゆく
泣きながら生まれる子供のように
もいちど生きるため 泣いて来たのね

Remember 生まれた時
だれでも言われた筈
耳をすまして思い出して
最初に聞いた Welcome
Remember 生まれたこと
Remember 出逢ったこと
Remember 一緒に生きてたこと
そして覚えていること


ふりかえるひまもなく時は流れて
帰りたい場所が またひとつずつ消えてゆく
すがりたいだれかを失うたびに
だれかを守りたい私になるの

わかれゆく季節をかぞえながら
わかれゆく命をかぞえながら
祈りながら 嘆きながら
とうに愛を知っている
忘れない言葉はだれでもひとつ
たとえサヨナラでも 愛してる意味

Remember 生まれた時
だれでも言われた筈
耳をすまして思い出して
最初に聞いた Welcome

Remember けれどもしも
思い出せないなら
わたし いつでもあなたに言う
生まれてくれて Welcome

Remember 生まれたこと
Remember 出逢ったこと
Remember 一緒に生きてたこと
そして覚えていること



泣きながら生まれる子供のように もいちど生きるため泣いてきたのね・・・、なんて
みゆきさんじゃなきゃ書けない気がするな

たとえサヨナラでも愛してる意味・・・、か

そして、
生まれてくれて Welcome! だね


・・・・・


たとえサヨナラでも いい思い出だったと思っていて欲しい
そうだったらいい
それだけでいいと
遠い昔にわかれたひとのことを思います

都合のいい願いかな

いや、未練だな・・・

イカン、イカン (^^;