すっとんきょうでゴメンナサイ

風の吹くまま気の向くまま

年の瀬に。。

 
少し間が空いてしまった。
家事以外の仕事を持たず、家族に煩わされる事情など無くても
年の瀬はやはり何やかやと雑事が立て込む。
 
ただ、そんな雑事の合い間をぬうように
懐かしい人や気の置けない仲間など、たくさんの人たちと会うことも出来た。
中でも、20年ぶりとなる会社員時代の先輩とは思わず目が潤むほどの嬉しい再会だった。
10歳ほど年上のその方に昔どのように話していたのか思い出せないまま、
しかし自分の口からためらいもなく出たのはこともあろうに “タメ口”!
不安になり「わたし、前もこんなふうにタメ口で話していましたっけ」と聞いてみると
「うん、昔っからそんなだったよ」と。
ああ・・・。ダメな娘っこだった。
 
皆、同じように年月を重ねているからか、大体どの集まりでも
会話の途中で思い出したように「でもみんなちっとも変わっていないよね~」と出てくる。
「でもよく考えてみて、周りの人たちから見たらウチら “立派なオバサン” だからね」
と誰かが冷静な意見を述べ、現実に引き戻され、大笑いするのが常。
自虐的であるかのようで、その実あっけらかんと開き直っている“立派なオバサン”たちは逞しく明るいのだ。
 
年老いた親のこと、家族のこと、自分自身のこと。
それぞれの行く末や健康などについて、問題は山積である。
どの集まりでも話題の中心だった。
けれど、皆、バフバフと乗り越えている。
そんな仲間とこうして会えることが本当に嬉しいと思った。
 
 
一昨日は衆議院議員選挙だった。
正直なところ、いつもはあやふやな思いのまま投票することが多いのだが
今回は明確な意思を持って名前と政党を記入した。
今回はそんな人が多いだろうと勝手に思っていた。
今、この国が抱える問題は緊急であり、深刻であり、しかも我々庶民の身近に在るのだし。
投票所は長蛇の列であったし。
しかし、終わってみると戦後最低の投票率だったと言う。
そして、結果はああである。
 
これがこの国の総意なのだ。
この国のあり方なのだ。
この国の姿なのだ。
と、半ばヤケ気味に呟く。
 
原発ゼロを掲げた政党が負けて、原発ゼロを目指さない政党が勝った。
以前、当時の首相の判断で原発が再稼働された際、
原発要・不要の判断を国民に問うて欲しいと書いたことがある。
原発は必要であるという国民が多数で、その結果再稼働するのであればまだ諦めがつくと。
原発ゼロを目指さない政党が大勝したということは、つまりそういうことなのだ。
それがこの国の人々の総意なのだ。
この期に及んで戦後最低の投票率であることもこの国の人々の姿なのだ。
 
と、半ばキレ気味に呟く。
ハイハイ、諦めます。
 
原発を動かすのならば、せめて、『原発ゴミ』の問題を解決してからにして欲しい。
って、それが超難問なのでしょうがね。
 
 
 
見苦しい、聞き苦しいことを申しました。ゴメンナサイ。。(^^;
 
さいたま新都心 けやきひろば のイルミネーションです

 

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高校生のカップルが肩を寄せ合って写真を撮っていました。
微笑ましいなぁ~~(^^)