すっとんきょうでゴメンナサイ

風の吹くまま気の向くまま

タイムマシンで行くのは過去か未来か

 
今日の新聞の、あるコラムの中で、
 
オンナには「分かれ道」がいっぱいあって、
長く付き合った知り合いや友人とでも
「え?そっちの人だった?」と時々びっくりするような「分かれ道」に立つことがある。
 
という書き出しから、
例えば、「占い」に行くか行かないか
そして「タイムマシンで行くのは、過去か未来か」
という「分かれ道」が上げられており、
コラムの筆者は「占いに行って、過去に戻るオンナ」なのだそう。
 
オンナではないけど夫に
「タイムマシンで行くとしたら過去と未来とどっちがイイ?」と聞いてみた。
唐突にそんなことを聞く妻の真意を一瞬疑るような顔をしたが、
ここはアッサリ答えた方が無難と判断した夫は、「え~、そりゃ未来だろ」とアッサリ答えた。
「過去に行ってどうすんの?人生やり直すの?」とも。
 
同感だった。
と言うか、もはや人生を若い頃からやり直すのは自分はしんどい気がした。
 
 
 
やり直した方がいい事柄はふんだんにある。
あるけど、ここまで来たらもういいんじゃない?という気持ちだ。
それこそもう少し若ければやり直せるものならばと考えたかもしれないが、
人生おそらく3分の2を過ぎた今となっては、もうこのまま行きたいかなぁ。
 
過去に行きたいという思いの中には、会いたかった人に会うということもあるのかもしれないが、
まあそれもどうなんだろう・・
もう一度会いたい人ねぇ・・
いるっちゃあいるけど、会えなくても別によくて、
まあ、今現在この状態で無事完結しているわけだから、
もう一度過去に戻ってその状況の中で会ってどうするんだという気もする。
 
過去に戻って人生やり直すより、
どの位あるかわからないが、これからの人生を楽しくしていくことに残りの体力を使いたいかな。
 
 
 
しかし、じゃあ未来に行くか?となった時、
よくよく考えると、なんだかそれもしんどいのだ。
「未来に行って、自分のゆく先を知って、はて?どうする?」と思う。
 
のび太くんがドラえもんのタイムマシンで未来に行って、
そこで明らかになったしずかちゃんとの結婚という事実には確かに私も安心させられた。
頼りなくてドラえもんに甘えてばかりだったのび太くんが夫となり父となり、
家庭を普通に守っていることにとりあえずホッとして、
現在ののび太のあかんたれぶりも「でもまあ将来は幸せだからね」と心の何処かで思うことが出来る。
のび太くんもそれを支えに現在の苦労を耐え忍ぶことが出来ているのかもしれない。
 
しかし、だ。
自分の未来はもうけっこうすぐそこで、
そんなに慌てなくてもその内わかることだしなぁと思うのだ。
何がやって来るのか楽しみにしたい気持ちもある。
それが辛苦の多い未来でも、
有難いことに幸せな未来でも、
来るがまま受け容れるだけである。
(あれ? これって、諦めモード?)
 
 
 
「タイムマシンで行くのは、過去か未来か」
 
いつもはお調子者のノリで即断する自分だけど、思いのほか悩む。
軽~く考えりゃあいいのにね(*´д`*)
 
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ツバメくんがベランダのすぐそばの電線にとまっていました。
インコのろくの鳴き声に、様子を見に来たようです。
少し離れた所にもう一羽。カップルなのか親子なのか兄弟なのか。
また、遊びに来てくれると嬉しいです(^^)