すっとんきょうでゴメンナサイ

風の吹くまま気の向くまま

ろく、卒寿を過ぎて

 
前回、久しぶりに登場して
何とか元気なところをお見せしたインコのろくでしたが
あの写真を撮ったすぐ後くらいから右足の具合がおかしくなりました。
止まり木には左足でとまり、右足は常に上げている。
籠の周りの金網を渡る際にもくちばしと左足を主に使い、右足はほとんど使えていない。
 
というような状況になり、動物病院に連れて行きました。
 
結果、
骨が折れているのかと心配しましたが、骨折はなく。
加齢によるものもあるかもしれませんね、とも。
多少、炎症を起こしているかもしれないが
今のところ出血や化膿もしていないので
とりあえず安静に、との診断でした。
消炎剤とビタミン剤、カルシウム剤の服用。
高い位置の止まり木やブランコは取り外し、止まり木は低い位置に。
エサ箱や水入れの配置も整えて、出来るだけ安静を保てるような住環境に
とのアドバイスを頂きました。
 
今まで、ブランコの上で体を預けるようにして眠ることが多かったので
ブランコがなくなって左足1本で止まり木の上で眠るのは不安定でもあり
見ていて大変そうです。
低い位置に付けられるミラー付きの止まり木は少し体をのせるようなスペースがあり
これなら足の負担が少なくていいかもと早速買って取り付けてみたのですが
超怖がりのろくはその存在に未だ慣れず、そっぽを向いています。
 
薬が効いて、少しでも足の具合が良くなればと願うばかりです。
 
 
ところで、
その動物病院はろくが幼い頃からお世話になっているのですが
今回、先生が
「ろくちゃんはもう12歳なのね~!?」と驚かれて
いや、家族の我々も驚きました。
 
12歳なんだ。。。
 
調べたところ
人間にしたら 90歳を超えているらしい。
 
すごーーい!
長生きなんだ、ろくは。
 
そりゃあ、あちこちいろいろ痛んでくるわよね
高い止まり木外して住まいの段差をなくすのも、考えたら、人間と同じだ
(段差をなくすべく改造した義母の家のことがふと浮かびました)
 
 
大げさかもしれませんが
12年も生きていてくれることに、ただ、感謝です。
娘たちが子どもだった頃からずっと我が家にいて
彼女たちが大人になっていく過程を家族の一員として共に見ていてくれたことにも
有難いような感慨深さがあります。
 
まあでも、
ろくにとっては12年などとおそらく彼の概念の中にはなくて
今までと同じようにこれからの日々も、ただ、あるのでしょうね。
 
そして、
足がちょっと不自由なことだって
人間のように思い悩むこともなく
痛い痛いと騒ぐこともなく
今までと同じようにこれからの日々がただ、あるのだろうなと。
 
今も、1本足で昼寝をするろくを見ながら
そういうのって、
すごく教えられる。
 
 
 
2003年8月頃
 
イメージ 1イメージ 2
 
 
2009年11月頃
 
イメージ 3
 
 
2015年2月
 
イメージ 4