すっとんきょうでゴメンナサイ

風の吹くまま気の向くまま

義母、介護生活一年経過


お彼岸を過ぎて
春はもう、すぐそこまで来ています。
(今朝は少し寒かったけど。)



義母が9ヶ月もの入院生活を終え
昨年3月に自宅に戻ってから一年が経ちました。
退院後は、デイサービスにショートステイ
途中からは訪問ヘルパーさんも利用しつつ
通いの介護を続けてきました。
先が見えなくて、靄(もや)のかかった道をすぐ目の前の手がかりだけを頼りに
ただただ進んできた気がします。

それでも一年経つのだなぁ・・と感慨深いです。
(ちょっと大げさ?

毎週片道2時間半の道を車で通ううちに持病の腰痛が悪化したり
自分の肩にのしかかるものの大きさに精神的にいっぱいいっぱいになったり
あ、それから実両親の引越しなども加わり
本当にしんどい時期がありました。

それでも、なんだかんだと日々は過ぎていくものなのですね。

夫の頑張りも私を支えてくれた気がします。
まあ、夫にしたら自分の実の親ですから当然と言えば当然ですが
仕事をしながら少しでも自分の出来ることを、と
一番目の当事者として関わってくれたことが有難かったです。
この一年間、お互いあまりにも大変で、言い争いをしたことも度々。
感情がキリキリする中で
相手の立場や思いを理解しよう、分かり合おうと必死に持ち堪えた。
そんな感じです

ああ、それでもこうして落ち着いてくるものなのですねぇ。

義母も頑張っています。
トイレや食事を介助なしで行うことは以前から出来ていましたが
デイサービスやショートステイの準備、薬の管理なども
ほとんど自分で出来るようになりました。
と言うか、義母の方が確かで
私のウッカリをやんわり指摘してくれます。
退院してしばらくは常に私や夫が付き添っていたのも
今では一人でも長時間留守番が出来るようになりましたし
施設の方がお迎えに来るのを待てるようになりました。

そういうこともあって、私たちもずい分と楽になったわけです。

介護二年目はどうなるのか、相変わらず靄の中ですが
来たものを一つ一つこなしていく。
何処に行くかわからないけど。
不思議だけど
ここまで来るとそんなに不安も無いんですよね。

どうしたって、どうにかしなきゃいかんのだからって





毎年、その時期になれば知らぬ間に咲くお花たち。義母の家の庭で。

 

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義母が元気だった頃、慈しんで楽しんだ庭は、今や草ぼうぼう。
夏になると、それこそ足の踏み場も無い草むらと化す。
手で引っこ抜いたり除草剤を撒いたりして挑んでみるけれど、全く手に負えない。
だってかなり広いんですもの。
こっちで草を抜いてる間にもうあっちで草が生えてきているっていうぐらい。

春になるのは嬉しいです。
と同時に、ここに来て目に見えて伸び伸びる草たちの生命力に
正直、既にゲンナリです~

 

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