「相撲女子」「スー女」なる言葉が生まれる前からの相撲女子を自認している私。
とは言え、目の前で観戦したことは残念ながらまだ無く
今のところ年に6回、2ヶ月毎の大相撲テレビ中継が何より楽しみ。
その15日間のワクワクとハラハラたるや。
それらを存分に堪能した後の喪失感。
そして次の場所への早くも待ち遠しい思い。
それを毎回繰り返しているわけで。
何も持たない肉体の、力と力のぶつかり合い。
ただ単純に尊いと思える。
その裏にあるどんなにか激しく厳しい精進の日々が見えるから。
土俵に上ったら怖れも迷いも振り捨てて、ただ真っ直ぐに突き当たる。
力士たちの精神力に勇気を貰い、襟を正される思いにもさせられるのです。
ちなみに、私の贔屓力士は嘉風関です。
今場所は相撲以外のことで連日騒がれていて
なんだかなぁ・・と
見ているだけのこちらもさわさわと心が落ち着きません。
それでも力士たちは土俵の上でいつものように力を尽くし闘っているのです。
厳しい稽古の成果を十分発揮できるよう、集中して取組に向かえるよう、それを願うばかりです。
それはそれとして、
そしてそれは、
今こそ大相撲を盛り上げようという相撲ファンの熱い思いでもあるのではないかと私には思えたのです。
大相撲が大好きだから。
自分たちには体現できないことをやって見せてくれるお相撲さんに憧れるから。
ベタな言い方だけど、勇気と感動をありがとう！
頑張れ！力士たち！！
頑張れ！大相撲！！
いろんなことをひっくるめても、私はそう言いたいです。
余談ですが、
ここのところ若手力士の成長が著しく、取組をいっそう面白いものにしてくれています。
中でも、共に21歳の阿武咲関と貴景勝関は大活躍。
先日、この二人の取組があったのですが、身長、体重もほぼ同じで、面差しも似ているものだから
土俵上で向かい合う二人がまるで「不思議の国のアリス」に出てくるあのおかしな双子のようで
クスッとなりました
