すっとんきょうでゴメンナサイ

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高校生の自分に教えたいこと

 
「高校生の自分に教えたいこと選手権」というハッシュタグが流行していると
あるテレビ番組が紹介していました。
高校生の自分に教えたいことをツイッターでつぶやくのです。
例えば「今、目の前にいる人が将来の結婚相手だよ」というような。
出演者も様々に、高校生の自分に教えたいことを語りました。
 
今あなたが憧れているアイドルといつか一緒に仕事をするよ。
プロになって、いい車、いい家と、いろいろ夢を見ることはいいけど酒だけには気をつけろ。
行きたい高校へも行けなくて全然ダメだけどどこで変わるかわからないから、自分の才能に見切りをつけないで地道にやるのがいいんじゃないかな。
 
そんな中、超人気者ダウンタウン松本人志氏は
頑張らんとヤバイぞ
調子にのるな
 
高校生の松本少年は決してモテモテのイケイケでもなく、家も裕福でなく
いろいろ上手くいかないことばかりだったから
「今、辛いかもしれへんけどスゴイ未来が待ってるぞ」と励ます言葉ではないのかと問われ
お前は売れるみたいなこと言ったら多分怠ける、と。
なるほどね~。
アホなことばかり言ってる松ちゃんの(もちろんお笑いの仕事なのだから当然だけど)
真面目さを改めて見た気がしました。
だから今の松本人志があるんだなぁ。
 
 
それで自分も考えてみました。
「高校生の自分に教えたいこと」
 
コンプレックスに苦しめられていたなぁ。
自意識に縛られていたなぁ。
そうだと気づかないほど。
だから、ただただ辛かった。
その頃の自分に教えられるとすれば
その呪縛を解くことが出来るのは自分自身だぞということ。
そして、その術。
真っ先に浮かんだのはそれです。
 
でも、またすぐ浮かんだんです。
何もわからない中でいろんなことをこじらせ苦しんだから、見つけられたのかもしれない。
自分の中の平穏を。
 
松ちゃんじゃないけど
頑張って、しんどい思いをして、自分で気づき、会得するものなのかな。
それが本当の本物なのかも。
 
だから、
 
高校生の自分、頑張れ!
とりあえず今、生きていこ!
 
それだけを言おう。
(幸せになれることわかってるから気楽なのかな
 
 
なんか、こういうのあったなぁ。
アンジェラ・アキさんの「手紙~拝啓 十五の君へ~」
 
十五の僕から未来の自分に宛てて書く手紙には
 
今 負けそうで 泣きそうで 消えてしまいそうな僕は
誰の言葉を信じ歩けばいいの?
ひとつしかないこの胸が何度もばらばらに割れて
苦しい中で今を生きている
 
と綴られています。
そんな十五の自分に今の自分が伝えたい事。
 
自分とは何でどこへ向かうべきか 問い続ければ見えてくる
 
荒れた青春の海は厳しいけれど
明日の岸辺へと 夢の舟よ進め
 
今 負けないで 泣かないで 消えてしまいそうな時は
自分の声を信じ歩けばいいの
大人の僕も傷ついて眠れない夜はあるけど
苦くて甘い今を生きている
 
人生の全てに意味があるから 恐れずにあなたの夢を育てて
Keep on believing
 
そして
 
いつの時代も悲しみを避けては通れないけれど
笑顔を見せて 今を生きていこう
 
沁みるな~~
 
 
 
ちなみにもう一つ。
絶対合格するとたかをくくっていた滑り止めの大学に落ち、第一志望、第二志望にも落ち
後がない状態でようやく受かった大学で、今の連れ合いに出会う。。
ということは教えておいた方がいいかなあ。
もっとちゃんと受験勉強して志望校に合格したかも。
そうしたら夫とも出会わず違う人生があったかも。
 
その方が幸せだったかどうかはわからないけど