すっとんきょうでゴメンナサイ

風の吹くまま気の向くまま

春よ、来い

 
先月の交通事故後、
熱心に通院を重ねた夫の体調は順調に戻っております。
賠償問題も含め、いろいろ悩ましい日々であったとは言え
先週末にやってきた新車(正確には新古車)にウキウキが隠せない夫。
昨日、しばらくぶりに実家に出かけて行きました
 
というわけで、私もしばらくぶりにホッとした時を過ごしております
 
 
今回の事故では学ぶことも多かったです。
自動車保険に加入していたものの、車両保険を付けていなかった我が家。
対人対物とも無制限の賠償が今や当然であるのだろうから
例えば相手側に過失責任があった場合
無制限に賠償して貰えるのだと勝手に解釈。
(因みに今回の事故では当方の責任は無しということで保険を使わずに済みました)
ところが実際は、
自車の現在の評価額に見合った分しか賠償金が出ず
(考えてみたらそりゃそうかという話なんですが・・
百万円を超えると見積りされた修理費用にはとても足りず
それでは車を買い替えるとなるとさらに低い金額を提示される。
理解していませんでした。そういうこと。
無知だったなぁと夫婦で呆然としました。
 
もう一台軽自動車が有るには有るのでいっそ諦めるかとも考えましたが
実家の管理や老親のこともあり、やはり今まで通りもう一台車は必要ということで
賠償金になけなしの貯金を足して購入としました。
 
それで思ったんです。
今の我が家の状況では車両保険、必要だなと。
自分に過失がありぶつかって車壊れた時は諦めればいいから車両保険要らない、
なんて言っていましたが
それもやっぱりダメだなと。
 
ということで、早速、車両保険付けた次第です。
 
 
そして、
余裕を持った運転を心がける。
時間的にも、気持ち的にも。
これがかなり大事だなと。
 
今回の事故は、夫も急いでいつもと違う道を通っていました。
見通しの悪い交差点であることは知っていたのですが
時間短縮の為にその道を選んだのです。
相手側もいつもとは違う初めての道だったそうです。
キョロキョロと探しながら走ったのかもしれません。
そして止まれの標識を見逃したのです。
 
私自身も今回の事故を教訓にしなければいけません。
 
 
ところで、
 
そんなことがあって自動車保険のCMをじっくり見るようになったのですが
イケメン若手俳優岡田将生くんが出ているCM(アクサダイレクトだったかな)。
小さい男の子を連れて車で夜の天体観測に行くのですが
男の子が流れ星に驚いた拍子に
持っていた望遠鏡で岡田くんの車をけっこう傷つけてしまうんですな。
初めてCM見た時には私もドキッ
 
ところが、
「ごめんなさい」と謝る少年に
岡田くんは優しい笑顔で「気にすんな」と。
 
な、なんて出来たお人でしょう!
そんなふうになかなかすぐに言えませんて。
それからもそのCMを見る度に「いやーー出来たお人だなあ」と感心しきり。
 
まぁそれも、岡田くんが車両保険付けているからかもしれませんが
 
 
 
新しい車も来て、晴れ晴れとしたところで一昨日はカラオケに夫婦で。
 
ふと思いついて歌ったユーミンの 「春よ、来い」
なめらかに完結された美しく且つ清らかな調べ。
それにぴたりとはまる文語調の歌詞が叙情的で
さすが松任谷由実の一曲ではないかと。
カラオケで歌うのは初めてです
 
歌うことが大好きだった母は
その思いとは裏腹にやや音痴の部類(ゴメン!)
孫たちとカラオケに行った際、「春よ、来い」を歌ったのだけど
ちっとも上手く歌えなくて孫たちが手拍子取りながら一緒に歌ってくれたのでした。
そんなふうだった母を思い出しました。
 
春よ 遠き春よ 瞼閉じればそこに
愛をくれし君の なつかしき声がする
 
by 松任谷由実 「春よ、来い」より
 
 
 
少し風が強いですが、日差しは暖かく、春のようです。
窓から見えるいつもの梅の木にちらほら白い花が。
 
ひな祭りの日にろくが亡くなって
梅の木の下に埋葬した時満開だったから
きっとその頃には満開だよ