すっとんきょうでゴメンナサイ

風の吹くまま気の向くまま

孫といて


孫と言えば、
我が家の孫は今のところ男の子二人です。
2歳7ヶ月と10ヶ月。
自分自身は娘三人の親だったので、男の子の成長は実に興味深いわけでして。
なーんでそこでわざわざそういうことするかなぁとか
我を張っているようで結局周りにいいように持っていかれるチョロイ感じとか
女の子の場合と比べて(多分)ちょっとおバカなところが可愛くてたまらんのです。
あ、いえ、おバカはウチの孫に限ってのことでしょうが。
かと思うと、

Lineのビデオ通話で、赤い小さなリボンが襟元についているパジャマ姿の私を見て
「ばあば、かわいい」ですって。
娘がすかさず「可愛いパジャマ着てるね~」って。
そりゃそうでしょうけど、この歳になって若い(若過ぎ)男子に可愛いって言われて
正直、キュンときました。
娘に褒められるのとはちょっと違うこの感じ。
「異性」ゆえ・・ということでしょうか。
そんなふうに無意識に女心をくすぐるところも憎たらしくてカワユイ。
息子を持つ友だちが
「なんか男の子って可愛いんだよねぇ」とにんまりしながら言っていましたっけ。

少しそれますが、
「孫は可愛い」とは世のじいじ、ばあばがよく言うことで
“一般的”から外れがちな私も、今やそれをひしひしと実感する “theばあば”。
ただ、それは
孫だから可愛いということだけでなく
「小さい人」の可愛さ、愛しさを丁寧に見て、聴いて
ゆっくりと味わうことが出来ているから
こんなにも可愛いのかなとふと思いました。

きっと我が子もこうだったはず。
こんなふうに可愛い仕草と愛しい表情を見せてくれていた。
自分の思いを拙い言葉で話してくれていた。
だけど未熟な親だった私は時間にも心にも余裕が無くて
十分に見て聴いて味わうことが出来なかったかな・・

そう考えるとちょっと残念。
何よりも大切で可愛いのは我が子だったのにと。
でもまあ、それはそれで仕方ないと開き直ります。
親は責任感でガチガチになりながら精一杯子どもを育ててきたのだと。


愛してやまない「小さい人」たち。
そんな彼らの無邪気さ、繊細さをゆっくりと見守っていけたらなぁと思います。
ただ今プータローのじいじとばあばには時間がたっぷりありますから(笑)。