すっとんきょうでゴメンナサイ

風の吹くまま気の向くまま

兄と弟


少し早めのクリスマスプレゼントを持って
孫たちに会いに出かけて来ました。

この秋に私が映画館で観てめちゃくちゃ感動した『ライオン・キング』のブルーレイ&DVDは
もしかしたら孫たちにはちょっと早いかもだけど
いつかきっと喜んで観るようになると思い、ばあばの押し付け(苦笑)
そして、上の孫(もうすぐ3歳)にはミニカーを収納できる大型トラックとトーマスのボール。
下の孫(1歳2か月)にはアンパンマンのぬいぐるみとうーたん(NHK子ども番組のキャラクター)のボール。
お喋りが上手になった上の孫は「これ、ぜんぶもらっていいの?」と可愛いことを言ってくれます。
下の孫はアンパンマンをギュッと抱きしめ、ボールも抱えて腕の中いっぱいいっぱい。
どちらも喜んでくれました。

ところが、
お兄ちゃんがトラックで遊んでいるのに気がついた弟は目がキラリン☆彡
アンパンマンもうーたんも投げ捨てて突進。
お兄ちゃんがトラックに一つ一つミニカーを収納するそばから取り出そうとするので厳しい鉄拳が!
大声で対抗しミニカーを死守する弟。
そりゃお兄ちゃん嫌だよねえと弟くんをボール遊びに誘うばあば。
それでもお兄ちゃんがちょっと離れたスキに音もなくトラックに忍び寄り、そっと動かしてみる。
しかしそこへまた兄が「ダメーー!」
じいじとばあばが間に入り、ああでもないこうでもないとなだめながら遊ぶ(闘う?)わけです。
かと思ったら、
お兄ちゃんが唐突に始めた動物パズルにまたもや弟が無理やり参加。
兄がはめたピースを弟が外すというお決まりのパターン。そして鉄拳。
あんなにも争った大型トラックは暇そうに佇んでいます。

絶対おんなじことやりたがるんだよねぇと母親である娘が言います。
それで毎回ケンカになるって。

お兄ちゃんがやっていることが面白そうに見えるんだよね
お兄ちゃんがやっていることを自分もやりたいんだよね

弟にとって兄は少し前を行く憧れなんでしょう。
厳しいし、ちょっと意地悪だったりするけど
お父さんでもなくお母さんとも違う
なんだかついていきたい存在。
ライバル心も掻き立てられて、刺激的。

そんな孫たちを見ていられて、ばあばは愛おしさでいっぱいになります。


ところで、
少しお調子者で、いわゆる気のイイ男である上の孫は
弟には強気でも実は超ビビリの泣き虫くん。
反対に下の孫はなかなかの頑固者で、周囲に惑わされない芯の強さを感じます。
娘曰く、今や、弟の決して諦めないしぶとい攻撃に兄が泣いてしまうこともあるようで
そういう意味での立場逆転、そう遠くないかもしれません(笑)