一組と夫婦とその娘が急いで自動販売機で120円の飲み物を2本買おうとしています。
まず父親が500円玉で1本買い、お釣りは380円。
100円玉3枚、50円玉1枚、10円玉3枚です。
次に娘が100円玉2枚を投入し買ったので、お釣りは10円玉8枚。
結局、100円玉1枚、50円玉1枚、10円玉11枚が残りました。
じゃらじゃらと増えた硬貨を手に父親が言いました。
「（最初のお釣りが）380円あるんだから、普通は100円玉1枚と10円玉2枚を使うだろう。典型的なAB型だな。」
それに対し娘が
「急いでたからでしょ。細かいA型おやじだね。」
「せめて50円玉を使え。10円玉が11枚にもなったじゃないか。」とA型おやじ。
すると先に行っていた母親が
「ぐだぐだ言ってないで早く車のドア開けて！」
父親は小さな声で「出た。B型おかんの自己中・・。」とつぶやいた。
というお話。
大笑いしました。
うんうん、この家族はA型、B型、AB型がいるのね。我が家と同じです。
誰がAで、誰がBで、誰がABで、は異なりますが、こういう関係性すごくわかる。
例えばこの状況、我が家なりに解説しますと、
A型はどんなに急いでいたとしてもきちんとしたい。
自分の道理に合ったことをきちんとしないと気持ちが悪い、みたいな。
AB型だって実はそう。合理的を好むし、A型の言うこともよくわかる。
わかるけど、急ぐことが優先順位が高いとなると、とりあえず掴んだ硬貨を入れちゃえみたいなことする。
A型のようにあくまでもきちんとが出来ない。めんどくさくなるのかな。
それでもってB型は、別にどうでもいいじゃん、それよか私は早く車に乗りたいのよみたいな。
そこにある流れとは全く違うことを己の中で繰り広げていたりする。
全然違うし、と気分を害されたらゴメンナサイ！
我が家の場合はそんな感じです(^^;
↑のお話でも出てきますが、
例えば、A型は細かい、B型は自己中といった特性みたいなものを語られることってありますよね。
同じくO型は大雑把、AB型は二重人格みたいなこと。
合っているかどうかは別として、
それらって何となく短所のように捉えられがちだけど、見ようによっては
細かい→真面目で気遣いが出来る
自己中→他人に左右されず自分をしっかり持っている
大雑把→大らかで懐が深い
二重人格→臨機応変に対処出来る
であり、長所でもあり得るわけですよね。
そもそも血液型で決まる特性があるのかもわかりませんが、
つまり誰もが、その資質が長所にも短所にもなり得るわけで、
だからまあ、安易に人をこうだと決めつけて揶揄することは出来ないなと思うわけです。
余談ですが、
協調性を重んじるこの国では、マイペースを貫きがちと評されるB型は、血液型うんぬんの話題においてやや肩身が狭い印象があります。
しかし我が家のB型は、自分のやり方やペースに拘りはあるけれど、他の人間に対してとやかく言わない気楽な人として愛されています。
あくまでも、血液型で決まる特性があるのかどうかは別として、のテーマでした(笑)
