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義母に「締め付けない靴下」by鈴木靴下

 
義母に履かせてあげたくて入荷するのを待っていた靴下、
鈴木靴下のその名も「締め付けない靴下」、ようやく届きました。
 
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締め付けないけれど、ずれにくい
足首をそっと優しく支えるやさしい靴下
靴下の素材は、お肌にやさしい米ぬか繊維
繊維全体に天然成分(米ぬかオイル、y-オリザノール、フェルラ酸)が練りこまれており
お肌のバリア機能をサポート
 
 
義母のことは前にも何度か書きました。
ひとり暮らしをしていた義母が家の中で転倒し、肋骨骨折、肩脱臼の大怪我で入院したのが6年前。
9カ月の入院中、リハビリの最中に背骨の圧迫骨折を引き起こし、歩けなくなってしまいました。
何とか歩けるようになりたいと手術をしたものの経過は良好と言えず、
結局、車椅子生活を余儀なくされることとなり、家に戻りました。
隣県に住んでいた夫と私は週の半分は義母の家に滞在し、デイサービスを利用しながらの在宅介護。
あとはショートステイを利用し、その間は自宅に戻りました。
夫の職場が義母の家から通える場所だったのも、そうした生活を続けるのには幸いでした。
約2年在宅介護を続けた後、義母は施設に入所することとなりました。
 
車椅子に座っている時間が長く、自分の足を動かすことが少なくなった義母の足は、
一日の終わりにはいつもパンパンに浮腫んでいます。
普通の靴下では足首の辺りが締め付けられて、くっきり跡が付くほどです。
足首が緩い靴下を探すのですが、義母の足に合う物はなかなか見つかりませんでした。
そこに鈴木靴下だったのです。
 
鶴瓶の家族に乾杯」で鶴瓶さんがお邪魔したのが鈴木靴下さん。
その再放送をたまたま観て、「これだ!」
やはり足が浮腫んで履く靴下が無かった鈴木家のおじいさんおばあさんの為に開発されたそうです。
すぐさまネットで検索し申し込もうとしたのですが、既に大人気でことごとく売り切れ。
再入荷を待つことにして、先日、ようやく届いた次第です。
 
・・・
 
施設では個々にまとめて洗濯してくださいますが、
乾いた衣類をたたむ時などにうっかり持ち主を間違えられないよう、色は派手目にしてみました。
パープル、アプリコット、サックスの三色。
グレーとかベージュとか、有りがちな色だとごっちゃになりそうですし。
何しろ靴下にしては少々値の張るものですから、間違えられたくない(笑)
もちろん記名は必須です。
ただ、靴下って名前書きにくいんですよね。
この靴下も何処に書こうかと悩みます。
こうなったら名前を刺繍しようかしらと思ったり。
はい、何しろお高い靴下ですから~~(笑)(笑)
 
施設入所だけでなく、デイサービスに行くにしても、ショートステイにしても、
衣類や持ち物には記名必須です。
義母も新しい物には「名前書いてくれたかい?」と必ず確認します。
間違えられたり無くなったりしないようにですが。
ただ、衣類に記名するのが意外と大変。
書ける場所がなかなか見当たらない。
まあ、タグなどにちまちまと書いたりするわけですが、ちまちま過ぎたり滲んだりで読み取りにくい。
前述しましたが、靴下なんてのはどこにどう書いたらいいのか悩んで、結局諦めちゃいます。
衣類に直接、黒マジックで大きくお名前書いているのをたまにお見掛けしますが、
義母はそういうの嫌だろうなと思うと、それもちょっと・・。
 
それで思うんですが、
いわゆる介護用品はもちろんですが、高齢者が着そうな衣類に記名しやすい工夫があればなあと。
どうでしょう。
 
 
靴下、義母は喜んでくれるかな。
まぁ、喜んでくれたとしても、無表情で「はい。ありがとう」と言うだけでしょうが(苦笑)