すっとんきょうでゴメンナサイ

風の吹くまま気の向くまま

「Ordinary Miracle」~普通の奇跡

前記事を書いていてふと思い出した歌があります。
 
2006年12月に公開された映画シャーロットのおくりものの主題歌
サラ・マクラクランが歌う「Ordinary Miracle」です。
 
 
このところ心が塞ぐ日が続いて
何をどうしてどう考えればいいのか途方に暮れる思いですが
今回記事にするにあたり、久しぶりに彼女の柔らかく透き通った歌声を聴き
身も心もふっと力が抜けるようでした。
 
良かったらお聴きになってみてください。 ※https://youtu.be/GQejBUDjQsQ
  
英語の詩は動画面に出ているので、少し長いですが和訳を紹介させていただきます。
この和訳が何とも心に沁みるのです。
 
 
毎日が美しいのは 特別なことじゃない
すぐ近くで起きている 普通の奇跡
雪は冬に舞い 新芽は春顔を出す
すぐ近くで起きている 普通の奇跡
 
人生はまるで毎日が贈り物のよう
あなただけの宝物を見つけ出して
それってすばらしいことでしょう
大地に降りそそぎ恵みを与える雨
すぐ近くで起きている 普通の奇跡
 
鳥は冬 愛を語り
春には家族を作る
すぐ近くで起きている 普通の奇跡
つらい朝を迎えても 夢を手放さないで
しっかりと胸に抱き
だって 私たちも奇跡の一部
奇跡のひとつだから
 
普通の奇跡
奇跡をみたくはない?
どんな事も時が来れば答えが出る
すぐ近くで起きている 普通の奇跡
 
太陽は朝昇り 夜には消えていく
すぐ近くで起きている 普通の奇跡
 
今日もあなたの近くで起きている 普通の奇跡
 
 
 
「普通の奇跡」
 
普通だから見過ごしてしまいがちだけど
私たちの近くでいつもそれは起きている。
誰にでも平等に。
特別のことじゃない、当たり前に思えることも
よぉく考えると、そうであること、まさしくそれが奇跡なのだと気づきます。
そして、そんな奇跡と知らず知らずめぐり逢いながら
今自分がこうであること、そのことも奇跡なのだなあと思い至ります。
 
 
・・・
 
原作は全世界で4500万部を超えるE.B.ホワイトのロングセラー児童書。
 
ありふれた田舎町の農家で、ある年の春、11匹の子豚が生まれます。
けれど、母豚の乳は10個しかなく、一番小さな1匹が命を奪われそうになります。
それを見かねた少女はその子豚にウィルパーと名付け、母親のように育て始めます。
やがて子豚は他の動物たちとも友だちになり、とりわけ優しいクモのシャーロットと仲良くなりますが
春に生まれた子豚はクリスマスのハムになる宿命にありました。
脅えるウィルパーにシャーロットは守ってあげると約束します。
そして、4つの奇跡が起きる。。というお話です。
 
 
・・・
 
埼玉県吉見町 さくら堤公園
 
平日の午前中、通りかかって少し歩いてみました。
例年ならたくさんの人がいらっしゃるのでしょうが。。
 
人間たちの右往左往があっても、その時が来れば咲く桜や菜の花。
これも「普通の奇跡」なのでしょうね。
 
 
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