すっとんきょうでゴメンナサイ

風の吹くまま気の向くまま

森山直太朗さんの「太陽」を聞いて

 

今朝のテレビで、森山直太朗さんがリモート出演され、

自宅のスタジオから生歌を歌って下さいました。

 

「太陽」

初めて聴く曲でした。

森山直太朗さんと言えば、「さくら」でしょうか。

実は彼の曲についてはあまり詳しくなく、それでも他に、

「夏の終わり」「生きとし生ける物へ」「生きてることが辛いなら」などを知っています。

また、彼が作り、中孝介さんが歌う「花」は恥ずかしながらカラオケの定番です。(;^ω^)

一昨年の10月には初めてコンサートに行き、直太朗さんの類い稀な歌唱力に痛く感動しました。

 

そして今日、森山直太朗さんが今日の為に選び、歌ってくれた「太陽」

2004年1月にリリースされたというから、もう16年も前なんですね。

当時、世の中はどうで、彼がどんな思いで作ったのか、それはわかりません。

また今日も、

人々が不安を抱え、この国が迷い、世界中が苦しんでいる今、

どんな思いでこの歌を届けてくれたのか、私にはわかりません。

ただ、言葉にすることができないものを、私は確かに直太朗さんから受け取った。

それは多分、励ましや労りや悲しみや慈しみや勇気や、そして希望。

そんなものなのかもしれません。

それで十分でした。いえ、それが欲しかったのだと改めて気づきました。

すみません。もしかしたら歌の意味などわかっちゃいないのかもしれません。

それでも、彼の歌う「太陽」が私の食いしばった心を融かし、涙にして流してくれました。

ひとしきり涙を流した後、ふうっと楽になった気がするのです。

そして、よし!頑張ろうと思えたのです。

歌の力って本当に凄いなと、また思いました。

 

長いですが、詩、全部載せます。

 

「太陽」 作詞:森山直太朗/御徒町凧 作曲:森山直太朗

(※作詞は御徒町凧氏単独で表記されているものもあるようです。どちらが正しいのかはわかりません。ごめんなさいm(__)m)

 

ちょっと一曲歌わせて

今訊いておきたいことがある

いつか僕もあなたも白髪になって

忘れてしまうだろうけど

駅前のオープンカフェで暇潰し

ぼんやりと通りを眺めていたんだ

ほらまた縦列駐車でぶつけてる

たいして急ぐ理由なんてないのにね

昨夜(ゆうべ)見たニュースの事だけど

 

ある事件で捕まった犯人の顔は嬉しそうだった

 

見たくもない現実をナイフで切り裂いた

ただそれだけのこと

この真っ白いキャンパスに

あなたなら何を描きますか 「自由」という筆で

目眩(めくる)めく些細な悩みは

とりあえず今は置いておいて

そのうち忘れればいい

 

携帯電話で長話 話題は後からついてくる

あらまあ みんな一緒に綱渡り

流行り廃りにぶら下がり

さっき食べたカレーパンの

賞味期限はとっくに切れていたんだ

気づくのが少し遅過ぎた

ただそれだけのこと

花咲き誇るこの小さな列島(しま)に

これ以上何を望みますか 殿様じゃあるまいし

透き通る風に誘われて

土筆(つくし)の子供が顔を出した

いつかのあなたのように

 

銀河に浮かぶこの辺鄙な惑星(ほし)の

六十億分の物語 それは終わらない約束

草木も眠るあの聖なる夜に

偶然あなたが生まれ落ちた

輝く奇跡を…信じ 生きる…

 

↓森山さんの公式YouTubeチャンネルからです。

https://youtu.be/RE9csiwwnPU

7分7秒と長いですが、良かったらお聴きになってみてください。

初めに日の丸の前で歌う直太朗さんが映りますが、そういうことではないと思います(笑)

 

この真っ白いキャンパスに

あなたなら何を描きますか 「自由」という筆で

 

こういうフレーズにはいつもグッときます。

 

花咲き誇るこの小さな列島(しま)に

これ以上何を望みますか 殿様じゃあるまいし

 

これ以上何を望むというのかと、今まさに問いかけられているよう。

 

輝く奇跡を…信じ 生きる…

 

森山直太朗さんが何よりも伝えたかったメッセージなのかなと。

 

 

ところで、最近の諸事情によりテレビではリモート出演が増えています。またYouTubeなども。

芸能人、アスリート、お笑いの方々などの“素”な感じが楽しいです。

そして、画面を挟んで観ている私たちを元気にしてくれようとする思いが嬉しくて、

また頑張ろうって思うんです。

 

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