すっとんきょうでゴメンナサイ

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今週のお題「夏うた」で、拓郎の「夏休み」ってベタ過ぎる?

 

今週のお題「夏うた」

 

吉田拓郎ファンとしては、やっぱりコレは外しちゃいけないのかな。

あまりにもベタ過ぎて、も少しひねりたい気もするけど( ̄▽ ̄;)

 

「夏休み」  作詞・作曲:吉田拓郎

 

麦わら帽子は もう消えた

たんぼの蛙は もう消えた

それでも待ってる 夏休み

 

姉さん先生 もういない

きれいな先生 もういない

それでも待ってる 夏休み

 

絵日記つけてた 夏休み

花火を買ってた 夏休み

指おり待ってた 夏休み

 

畑のとんぼは どこ行った

あの時逃がして あげたのに

ひとりで待ってた 夏休み

 

西瓜を食べてた 夏休み

水まきしたっけ 夏休み

ひまわり 夕立 せみの声

 

 

子ども時代の夏休みの情景。

感情を揺さぶらんとするような特に飾り立てた表現は無く

平易な言葉で淡々と描かれている。

だけど、自分自身の子ども時代とリンクして一気に蘇る夏休みの思い出。

拓郎ならではのシンプル且つ叙情的な旋律にのったこの曲には

いつも心が締め付けられるようなノスタルジーを覚える。

 

因みに、拓郎氏の言葉。(Wikipediaより)

「ただひたすらに子供だった時代の懐かしい夏の風景を描いた絵日記なのである。実在した鹿児島時代の“姉さん先生”も広島時代によく“トンボ獲り”で遊んだ夏もすべてが僕を育ててくれた“夏休み”なのだ」

 

なるほど絵日記。

確かに、クレヨンで描いた拓郎少年の夏休みが見えるようだ。

 

 

夏休み。

母方の祖父の元に帰省すると、家の窓の下にはすぐ田んぼがあり

祖父の手ほどきで窓から糸を垂らして遊んだ。

何を釣ろうとしたのかは忘れてしまったけど

田んぼの水や緑の稲のむうっとした匂いは憶えている。

父方の祖母の家には同い年と2歳下の従姉妹たちがいた。

午前中は「夏休みの友」と絵日記をこなし、午後からは海。

海から戻ると祖母が切ってくれた西瓜にかぶりついた。

夕ご飯の後は花火。時にはかき氷を食べに行った。ラムネも飲んだ。

従姉妹たちとは一日中一緒にいて、毎日同じことの繰り返しだったのに

何をやっても楽しくて、ちっとも飽きなかった。

 

夏休みになるとすぐ一人でも帰省し、休みのほとんどを祖母の家で過ごしたから

従姉妹のお母さんである叔母にはずい分とお世話になった。

母とは異なる、叔母の控えめで心の芯が温かくなるような優しさが大好きだったな。

 

 

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(夏休みを過ごした故郷) 

 

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