おバカで贅沢極まりない悩み?を披露するようで気が引けますが、一日の時間の使い方を見直そうと考えています。
仕事に家事に介護に、忙しくされている同世代の方々がおられるというのに、ホントに申し訳ないようだけど、縛られるものが何も無い今なので、ダラダラと時間を過ごしている状況です。
朝、寝床でヌクヌクしながら今日は何をするかなぁと大雑把に考える。
チョチョイノチョイで済む程度の家事と、何日かに一度の買い物、一日おきのウォーキング。
それらを組み合わせて一日が終わる。そんなです。
ジムやヨガ教室に通っている時はそれらが一日の内の数十分を埋めてくれましたが、今は新型コロナウィルスの影響で無し。
父を見送ったら介護施設などでお手伝いをさせて頂こうかとも考えていましたが、それも今は無理でしょう。
そんなわけで有り余るほどの時間がある今。
有効に使えないまま一日が終わる感が否めません。
これじゃモッタイナイ。さすがに私も考えます。
もっと本を読もう。
たまには料理本を開いて手の込んだ料理を作ろう。
パンとケーキ作りの本を買ったはいいが、一度作ったきり。もう少しマメに作って、孫たちに食べさせてあげよう。
その為にはウダウダとテレビを観る時間を減らそう。
昼寝もコンパクトに。(何故か昼寝は必須(^^;)
そんな殊勝な事、考えています。
と思い立ったが吉日、
昨年の夏頃に買って積んだままだった本、早速、読み始めました。
「ライオンのおやつ」 小川糸さん 2020年本屋大賞第2位
内容を全く知らないまま読み始めたら、なんと、物語の舞台は瀬戸内の離島。
そう言われればカバーの絵はまさに瀬戸内海ではありませんか。
こんな風景、見てたなぁ…と懐かしくなりました。
実は、両親の故郷も瀬戸内海の島。私もそこで生まれ、夏休みや正月には帰省していました。
そうかあ、そうだったんだと、今までほったらかしだったことをちょっぴり悔やんだり。
小川糸さんの作品でテレビドラマ化された「つるかめ助産院」や「ツバキ文具店」。
穏やかでしみじみとした温かさが心地よかったのを憶えています。
同様に「ライオンのおやつ」も読み始めた途端に自ずと包まれていく温もりが心地よく、ああ、これ好きだわと思うのでした。
どんな物語が描かれるのか、ゆっくり味わいながら読み進めていこうと思います。
(読み終えたらまた感想など書けたらと思いますが、どうなるか…?(^▽^;))
因みに、内容の説明です。余計なお節介でしたらスルーしてくださいまし(;^ω^)
人生の最後に食べたいおやつは何ですか――
若くして余命を告げられた主人公の雫は、瀬戸内の島のホスピスで残りの日々を過ごすことを決め、穏やかな景色のなか、本当にしたかったことを考える。
ホスピスでは、毎週日曜日、入居者がリクエストできる「おやつの時間」があるのだが、雫はなかなか選べずにいた。
――食べて、生きて、この世から旅立つ。
すべての人にいつか訪れることをあたたかく描き出す、今が愛おしくなる物語。(Amazonより)
瀬戸内の海です。カバーと似ていませんか?(*´▽`*)
「二十四の瞳映画村」の岬の分教場からの眺め
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