【今週のお題】「チョコレート」
物心ついた頃からチョコレートが大好きでした。
無類のチョコレート好き、と自ら言わせてほしいほど。
けれど、いつの時も何かしらの制約に自分の欲求が抑えられて
少しだけ、とか
こっそり、とか
我慢が伴いつつの、切ない思いを抱えつつの摂取でした。
何故かと言えば
幼い頃は虫歯になると親に言われましたし
思春期には脂肪分が多いから太るとかニキビが出来るというのが周囲の定説で
それらが己の欲望に少なからずブレーキをかけてきたわけです。
チョコレートを食べること…
つまり、
自分の体に多少負荷を与えてでも甘美な誘いに身も心もゆだねてしまうその瞬間
この上ない至福を味わいつつも多少の後ろめたさを感じずにはいられなかった。
ところがです。
ある時からチョコレートの効果に関して大きく語られるようになったのです。（いえ、本来は知られていたことだったのでしょうが、自分の耳に届いたのは大人になってからでしたので）
はるか昔、チョコレートは薬として重宝され
チョコレートに含まれるカカオ成分は美容や健康に効果的。
カルシウム、鉄分、マグネシウム、亜鉛などのミネラル分や食物繊維などがバランスよく含まれている。
たとえば、
「太りにくい」
チョコレートは高カロリーだが、それは砂糖とカカオバターによるもの。
カカオバター自体の脂肪は溜まりにくく、しかも、チョコレートには脂肪分解の働きもある。
「免疫力の向上」
チョコレートに含まれるカカオ・ポリフェノールによる抗酸化作用が
アレルギーによる現代病や大きな病気（がんなど）の予防、老化防止に効果的。
動脈硬化を防いだり、血圧を下げる効果がある。
「美肌効果」
ポリフェノールやフラボノールにより便通の改善、ストレス緩和による肌荒れ予防。
ビタミンやミネラルによる美肌効果も。
「集中力・リラックス効果」
チョコレートの甘い匂いが、集中力と記憶力を高める。
そしてなんと！
「虫歯予防」
チョコレートに含まれるカカオパウダーが虫歯予防に効果的。
しかし、当然摂取するにあたって注意しなければいけないこともあって。
やはり食べ過ぎはダメ。かえって不健康の元に。
カフェインも含まれているのでカフェインに敏感な人は注意。
カドミウム、ニッケル、アフラトキシンといった成分も、すぐに健康被害を及ぼす量ではないがチョコレートによっては含まれているので、やはり適量を守ることは必要。
では適量とはどれくらい？
『チョコレート摂取による健康効果に関する実証研究』をなさった愛知学院大学大澤教授によると、1日25ｇ程度だそうです。
ちなみに、最近よく食べているチョコレートですが
この一つが5ｇなので大体5枚くらい。
板チョコ一枚をチビチビ割って食べていた身としては、え？5枚も食べていいの？という感じ。
このチョコけっこう食べごたえありますし、お墨付きで食べられるなんて嬉しい限りです。
チョコレートの恩恵を受けるにはカカオが大事なので、カカオが多く含まれているものを選ぶと良いそうです。
もう一つ、
医薬品との食べ合わせにも注意。
一緒に摂らない方がよい薬もあるそうです。
ところで、Wikipedia より。
チョコレートを食べるとニキビができるという迷信があり、経験的にニキビができやすいとする者も多いが、科学的根拠は現在のところない。
なんだってーー⁉ニキビ、関係無いのか
一方で、チラミンにより血管の収縮が起こり、効果が切れると急激に血管が拡張するため、食べ過ぎると鼻の粘膜が腫れて鼻血が出るという話が存在する。
同様のメカニズムで収縮のあとの急激な脳血管の拡張により片頭痛が起こることがある。
また、テオブロミンと位置異性体の関係にあるテオフィリンを主成分とした医療用医薬品（キサンチン系気管支拡張薬等）の添付文書には、副作用として「鼻出血」と記載されている。ただし、チョコレートアレルギーによる鼻血はあり得る。
片頭痛は記憶に無いけど
そう言えば、鼻血しょっちゅう出してました。
親に「チョコレートの食べ過ぎ！」と叱られたりして。
そういうことだったのかもしれない。
チョコレートを親に隠れて食べた直後、大笑いした瞬間に鼻の中でプチっと音がして
鼻の下から口の中まで大出血したことありましたっけ～
諸説あると思いますが、チョコレートの効果については間違いなさそう。（と信じる）
それ以来、堂々と体のためと言いながら食べています(笑)
余談ですが、幼い頃の私のチョコレートBest3です。(❁´◡`❁)
1、マーブルチョコレート（明治）……私の“チョコレート愛”の原点。色とりどりの丸いチョコを、一つ、また一つと口に含みながら、やがて無くなってしまうことが怖かったなぁ。兄と一緒におまけの鉄腕アトムのシール、集めました。
2、LOOKチョコレート（不二家）……苺、バナナ、パイン、アーモンドなど4つの味が楽しめるのが素敵だった。だけど、兄や友だちと一緒に食べる時、自分はどれを食べられるのか毎回心配でドキドキした。大きくなって自分ひとりで全部食べられるようになっても、もったいなくて恐れ多くて、一つずつ味わいながら時間をかけて食べましたっけ。
3、パラソルチョコレート（不二家）……母に買ってもらった光景が浮かびます。あれこれとおやつを買ってくれる母ではなかったけど、何故かペコちゃん柄のパラソルチョコレートをねだった時は、「いいよ、どれがいいの？」ってすんなり買ってくれたなぁ。
↑よろしければポチ頂けると嬉しいです(^^)/
