以前、拙ブログで著書「夫が倒れた!献身プレイが始まった」を紹介させていただいた野田敦子さんのツイッターでの呟き。
弱気でいいんです!年とともに弱気に、やらかくなってください。やらかい男性が一番魅力的。特に年をとったら。固くて自信満々は、もう、手に負えませんもん(笑)
ホントにもうその通り!と、痛く共感。スカッと痛快でもあった。
同世代の男性が自身の肝っ玉の小ささを自虐的に語るのに対してのコメントである。
男性は自分のことを怖がりでどうしようもないと言うが、決してそういうことではないと私も思った。
怖がりで周囲からの目や刺激に右往左往することもあり、おのれの未熟さに自己嫌悪する。
でもそれは、周囲への配慮であり、自分自身を客観的に見つめることの出来る謙虚さでもある。
素敵ではないか。
それを弱気と言うのなら、弱気最高。
そうはいかない中高年がしばしば巷に出没するのだ。
(申し訳ないけど、特に男性が多いと感じるのは、自分が女性だから?)
つまり、周囲への配慮などどこ吹く風、ジコチューでしかない言い分を当然の権利であるかのように声高に叫ぶ御仁。
自分の価値観に凝り固まり、その場のルールなど蹴散らし我こそが法律とばかり。
度が過ぎるクレイマーになり、カスハラをするようになる。
スーパーマーケットで。病院で。飲食店で。などなど………。
休職中の長女が確定申告に出かけた際のこと。
広い会場では、申告書類を提出のみの受付と確定申告相談窓口があり、提出のみは当日行って提出、相談窓口はあらかじめ予約する必要がある。
長女は提出のみで、その列に並んでいた。
一通りの簡単な確認はあるようだが提出するだけなので、さくさくと列が進んでいたところ、ある男性が受付カウンターでごねだした。
中身をきちんと確認しろと言う。
もちろん記入漏れが無いか確認はします。
いや、そうじゃなくて、自分が記入した項目の内容や金額がそれで正しいかの確認だ。
金額やその他のことなど、詳細はここでは確認しません。こちらは提出のみです。
カウンターにもその文言が大きく書かれた紙が貼られている。「提出のみ」と。
申告内容に不安があるなら前もって相談窓口に予約しそちらで説明を受け確認して貰う、という以前からのシステムである。
たくさんの人が訪れる会場で、少しでもスムーズに進むようにとの考えだろう。
今、我が家の確定申告はネットで行っているが、夫が定年退職直後の初確定申告は会場に出向いた。
あらかじめフォーマットで作成した申告書類を持参すると、提出だけならこちらですと案内され、あっという間に終わったので、「提出のみ」の受付があるのは有難かった記憶がある。
そういうシステムであり、それがルールであるのにも関わらず、この男性はあくまでも食い下がる。
もし不備があって又来なきゃいけないのはバカらしい。今、内容をきちんと確認し、いったいいくら徴収されるのか、いつまでにそれを納めるのか、明確にしろ。
それをしたいのであれば、相談受付に予約すればよかったのだ。
男性がごねているのはあくまでも「提出のみ」の受付であることを、自分勝手に無いものとしている。
そして、とうとうおバカなことを言い出した。
だいたい、こっちは税金を納めてやるんだ。その為にわざわざ来てやってるんだ。それなのにその態度は何だ!
受付の若い女性はひたすら「申し訳ありません」と謝っていて、ホント可哀想だったと憤慨する長女だった。
(少々話がずれたかな…?(^-^;)
では、再度。
弱気でいいんです!年とともに弱気に、やらかくなってください。やらかい男性が一番魅力的。特に年をとったら。固くて自信満々は、もう、手に負えませんもん(笑)
確固たる信念を持ち、自信に溢れ、周囲をリードする男性が男の中の男と考えられてきた。(と思う)
今、「やらかい男性が一番魅力的」に共感する女性、実は多いのでは?
特に、長きに渡り結婚生活を送る妻の多くはこう思うのではないだろうか(苦笑)
(思わない?)
弱気は、それだけ気遣いができ優しいってこと。
やらかいは、頭の中が柔軟で周りがよく見えるってこと。
固くて自信満々は、もう、手に負えまっせん! ╮(╯-╰)╭
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