すっとんきょうでゴメンナサイ

風の吹くまま気の向くまま

自分らしさの檻の中で~「名もなき詩」Mr.Children

カラオケ番組で、中学生の男の子が歌うMr.Children名もなき詩を聴いた
声変わりの最中らしく、ちょっとハスキーな声で時に苦し気にシャウト
若者の苦悩を思わせる歌詞とリンクして、とても良かった

ミスチルの曲の中では「Tomorrow never knows」が好き
と言っても決して詳しいわけではなく、多くの人が知っている曲を同じように知っているという程度
名もなき詩」も当時、歌番組などでよく耳にした
だから知っていると言えば知っているのだけど、桜井さん独特の早口言葉のような歌い回しが悲しいかな聴き取れず、歌詞は認知できていないというのが正直なところ( ̄▽ ̄;)

導入部、頑張ってリズムに乗りながら「ふんふん♪」
「Oh~♪ darlin」ぐらいは挟める
そしてサビになれば待ってましたと歌い上げるのが常
それはもう一瞬にして感情移入
気持ち良さ半端ない

あ~るがまーまーの ここ~ろで♪

あるがまま、とか、ありのまま、とか、自分の求める境地であるのだから



今回、少年の歌声に魅了され、サビで参加するのも忘れて聴き入った
すると、その先があることに改めて気づく(今ごろ?(-_-;))


あるがままの心で生きられぬ弱さを
誰かのせいにして過ごしている
知らぬ間に築いていた自分らしさの檻の中で
もがいているなら
僕だってそうなんだ


知らぬ間に築いていた自分らしさの檻……?

自分らしさの檻って、どういうこと?


知らぬ間に築いていた「自分らしさ」
その檻の中であるがままの心で生きられずもがいている?
つまり、その「自分らしさ」はありのままの自分ではない?

それとも、

あるがままの心で生きたいと願うあまりに
知らぬ間に「自分らしさ」という檻を作ってしまっていた?
そしてその窮屈さにもがいている?


うーーむ、深い ( ̄ー ̄)



この歌の伝えたいこととは違うのかもしれないけど

自分らしくあるがままに生きるって
自由でストレス無いはずと思っていたけど
自分らしくあろうとして「自分らしさ」に縛られるってこと、あるのかも……………

それでしんどい思いをする

「自分らしさ」を手離して人の中に埋もれる方が楽ってこともある
時にはそれを自分に許したっていいんじゃない?って思ったりする

それを求めるのもまた、あるがままの心と言えないだろうか



ブログの自分のプロフィールに
肩の力を抜き、呼吸を整え、ありのままの自分で、あるがままに生きていけたら
と書いたけど
自分らしくあるがままの心で生きるって時に大変なこともある
精一杯肩いからせて、心臓バクバクさせながら、自分らしくあろうと頑張っている
それってありのままの自分とは言えないのかな……?


うーーむ、わからん ( ̄ー ̄;)



だけど
あるがままの心で生きようと願うから
人はまた傷ついてゆく
知らぬ間に築いていた自分らしさの檻の中で
もがいているなら誰だってそう
僕だってそうなんだ

作詞:桜井和寿 「名もなき詩」より



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