すっとんきょうでゴメンナサイ

風の吹くまま気の向くまま

ミリさんとももこさんとふさこさんとばななさん~本棚の中身


今週のお題「本棚の中身」

ということで、我が家のリビングにある本棚、眺めてみました。


旅行や趣味の本、辞書、家族のアルバムや書類ファイル、トランプやカルタ、クレヨンといった孫の遊び道具なども雑多に詰め込まれています。
あと、カメラも。

その中に私の本も並んでいます。
小説、エッセイ、漫画、趣味の本、画集など、これまた雑多。


学生の頃はそれなりに文学少女で、実家のmy本棚にはまあまあの数の本が並んでいましたが
それらを残して家を出て以来、一人暮らしの部屋でも結婚してからもほとんど本を買ってこなかったなぁ。

仕事や育児に体力奪われて読書量が激減したのもあるし
引越しに備えて無暗に本を増やさないようにしたのも少しある。
読みたい本は図書館で借りました。


50歳くらいからでしょうか。
好きな作家さんの本は買って手元に置きたいと思うようになり、ぽつぽつと増えてきました。

それらが今、本棚に並んでいます。
雑多な物たちに隠れるように、その奥にお行儀よく並んでいる My favorite books。
時折覗いて確認しては、ほのぼのしています(❁´◡`❁)


数えてみますと…………
(多い順に)

益田ミリさん 20冊
さくらももこさん 7冊
くらもちふさこさん 6冊
・よしもと(吉本)ばななさん 5冊
吉田修一さん 4冊
浅田次郎さん 3冊
・小川糸さん 2冊
・幡野広志さん 2冊

(こうして挙げてみると、好きなものの傾向が見え、私という人間がバレる感じでちょっと恥ずかしい^^;)

他の作家さんのものをバラバラと30数冊。
本屋大賞ものは早く読みたくて、図書館で借りられるまで待てず買うことが多いです。


決して多くない。
読書家の方には笑われそうです(;^ω^)
でも、全部大切な本たちです。


……………


大好きな益田ミリさんの、こちらは漫画。
「すーちゃん」シリーズと「泣き虫チエ子さん」シリーズ


(以前の記事より)

すーちゃんは真面目で穏やか。
どんな状況であっても声を荒げて誰かを責めることをしません。
だから、
彼女自身やその日常には、ほのぼの、且つゆるゆるとした空気感が漂っています。
けれど、
心の中でつぶやくコトバは時に辛辣、時に痛々しく、ぐさりと真実の的を射抜いていて。
そんな彼女のコトバにそうだそうだと共感したり
わかるわかると切なさがこみ上げたり
物哀しさや愛おしさで涙ぐんだりしてしまうワタシ。
そして、
迷って悩んで自問自答を繰り返しながら乗り越えていくすーちゃんのコトバに
心の底からぐわーんと励まされていくのです。
それはもう爽快なほど。。


ミリさんはエッセイもたくさん書かれていて、そちらもすごく好き( *´艸`)


「永遠のおでかけ」

最晩年の父が入退院を繰り返していた頃
遠方にいて何も出来ず、ただ辛かった私を優しく励ましてくれました。


(以前の記事より)

お父様を亡くされたミリさんの心の情景が
リアルに
時にユーモラスに綴られています。
いつも通りの
率直で
それでいて温かくしみじみと沁みる文体で。
お父様との想い出が
20のタイトルを持つエッセイの
あちらこちらに散りばめられていて
ミリさんのお父様への深い思慕を感じさせられました。

……………

「大切な人の死」を考えると恐ろしく
訪れる悲しみを思うと不安で仕方なくなるけれど
それでも、
それに向き合う勇気
そして乗り越える未来を
ミリさんのこの本が教えてくれたように思うのです。



↓応援ポチして頂けると嬉しいです(^^)
にほんブログ村 シニア日記ブログ 60歳代へ
にほんブログ村 ライフスタイルブログ こころの風景へ

PVアクセスランキング にほんブログ村