すっとんきょうでゴメンナサイ

風の吹くまま気の向くまま

出来るだけ嘘は無いように、どんな時も優しくあれるように~「水平線」back number


出来るだけ噓は無いように
どんな時も優しくあれるように


穏やかに始まるその言葉と旋律に
思わずハッとし
心が温められるのを感じました

それが、私がこの歌を知った最初です


「水平線」

back number の楽曲です


……………


新型コロナ感染拡大で中止となった2020年インターハイの夏季大会

群馬県を中心とする北関東で開催される予定で
開会式ソングは群馬県出身の back number が歌う「SISTER」でした

2年前からインターハイ開催に向けて準備してきた群馬県の高校生たちは打ちのめされます

それはインターハイを目指して努力してきた全国の高校生たちもそうだったでしょう

インターハイだけでなく、あの年は高校野球の大会が全面的に中止になり、各スポーツの大会が中止になり

修学旅行や体育祭などの学校行事も中止になり、学校に通うことさえ出来なくなった

学生たちの悔しさや悲しみ、やるせない思いが back number の元に送られてきたそうです

それを受けて自分たちに何か出来ることはないかと考え、制作された楽曲です 

作詞作曲は back number のメンバー 清水依与吏さん

出来るだけ嘘は無いように
どんな時も優しくあれるように
人が痛みを感じた時には
自分の事のように思えるように


正しさを別の正しさで
失くす悲しみにも出会うけれど


水平線が光る朝に
あなたの希望が崩れ落ちて
風に飛ばされる欠片に
誰かが綺麗と呟いてる
悲しい声で歌いながら


いつしか海に流れ着いて 光って
あなたはそれを見るでしょう


自分の背中は見えないのだから
恥ずかしがらず人に尋ねるといい
心は誰にも見えないのだから
見えるものよりも大事にするといい


毎日が重なる事で
会えなくなる人も出来るけれど


透き通るほど淡い夜に
あなたの夢がひとつ叶って
歓声と拍手の中に
誰かの悲鳴が隠れている
耐える理由を探しながら
いくつも答えを抱えながら悩んで
あなたは自分を知るでしょう


誰の心に残る事も
目に焼き付く事もない今日も
雑音と足音の奥で
私はここだと叫んでいる


水平線が光る朝に
あなたの希望が崩れ落ちて
風に飛ばされる欠片に
誰かが綺麗と呟いてる
悲しい声で歌いながら
いつしか海に流れ着いて 光って
あなたはそれを見るでしょう


あなたはそれを見るでしょう


本来、インターハイの開会式が行われるはずだった2020年8月18日
YouTubeで「水平線」が公開されました

清水さんはその時、メッセージの最後に次のように綴っています

先人としてなのか大人としてなのか
野暮な台詞を探してしまいますが、
俺たちはバンドマンなので
慰めでも励ましでも無く音楽を
ここに置いておきます。


若い人へ伝えようとする心からの思い

歌詞の隅々にその思いが込められていて、痛いほど伝わってきます


慰めでも励ましでも無く、と清水さんはおっしゃっていますが

若い人たちの隣で黙って一緒に水平線を眺めているような
そんなふうな、寄り添う言葉で、音楽で

やっぱり、若い彼らはどんなにか慰められ励まされたのではないかと思います


若くない自分も、「水平線」の詩に自分自身を振り返りながら
先へ進む勇気を貰うのでした



www.youtube.com


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