2024年の終わりまであと1ヶ月半。
先週まで年末の忙しさの前倒しのような日々をこなし、ようやく昨日から“何にも無い日、バンザイ!”である。
旅行、孫たちの運動会、歯科通院、市のがん検診、友人のお墓参りと食事会。
その合い間に換気扇掃除。
年に一度のマンション全戸の排水管清掃に合わせ、キッチン・シンク、浴室、洗面台の念入りな掃除もした。
あとカラオケ6時間も♪( ̄▽ ̄)
先週は特にハードで、部屋の大々的な模様替えと次男孫のお泊り、義母の三回忌法要が立て続けにあった。
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模様替えのきっかけは結婚以来ずっと使い続けてきた「婚礼ダンス」の処分を考える中でのこと。
思い起こせば4ヶ月前、『今週のお題「捨てたい物」』で、今年中に婚礼ダンスとお別れしたいと書いた。
歳を重ね、シンプルで小さな暮らしを好むようになった
少なくていいので自分が本当に好きなモノを愛しむ暮らし
そんな思いでタンスの中身を整理したら、大きなタンスを持ち続ける必要性も薄まって
子どもたちが家を出てから持てた自分の部屋は、出来るだけ物を置かず、風通し良くしたい
万が一地震の時に、大きなタンスの下敷きになる危険性もある
というのが、手離そうと考えた理由。
婚礼ダンスとどうお別れするのか、居住する市の粗大ゴミの捨て方、民間の買取業者や処分業者など、様々なサイトでその方法を調べた。
まず分かったのは、40年も前の「婚礼ダンス」を買取してくれる業者は皆無。(まあ想定内)
ならば、買取はいいので取りに来て処分して欲しいとなるとその費用は1.5万円~2万円。
また、粗大ゴミとして市に戸別収集を依頼すると1品につき550円の処理手数料で済み、費用としては格段に安いが、指定された場所に自らの手で出しておく必要がある。
婚礼ダンスをマンションの3階から指定場所まで運ぶことを考えると、もはや非力な高齢夫婦はためらわずを得ない。
こんな時、屈強な3人息子でもいれば「えいほらさっさ!」と運んでくれるのだろうにと思った。(我が家は3人娘)
今夏、あまりの暑さに命の危険があるとも言われる中、行動を起こすのは今ではないだろうと、ただただ思案し続けた。
やがて暑さが遠のき、年末が近づき、今年中にとブログ上で宣言したことにせっつかれ、「婚礼ダンス」問題に重い腰を上げた先週初め。
結論としては、処分しないことにした。
例えば処分しても、結局、衣類やバッグ、小物などを収納する物が必要であり、改めてそれらを買うとなると費用が発生する。
それはわかっていたことだが、物を捨てる為にお金を払った後、買ってまたお金を払うことがここに来てなんだか無駄に思えた。
また、部屋をシンプルにスッキリさせたいはずなのに、そうして新しい物を揃えることで結局部屋にある物の数は変わらないのではないか、とも考えた。
一番の懸念だった地震の際に倒れたらどうする問題の解決には婚礼ダンスの配置換えを思いついた。
二つの大きなタンスが組み合わされた婚礼ダンス。
多分その置き方が普通だと思うが、これまでは二つを横に並べて置いていた。
その二つを向き合わせて置いてみたのだ。
横に並べた婚礼ダンスの真横で寝ていたが、配置換えしたことでタンスが倒れても下敷きにならない場所で寝られるようになった。
また、倒れた際に二つのタンスがお互い支え合う形になるかもと。
ま、いろいろ処分しない理由を挙げたが、つまりは処分するにあたっての大変さに挫けたというのが大きい( ̄▽ ̄;)
最終的に、処分せずに済む理由と方法を模索したわけだ。
婚礼ダンスの処分を諦め部屋の模様替えへと舵を切ったが、これがなかなか大変だった。
家具をあれこれと移動させるのは高齢夫婦にはずい分と力の要ることだったし、
長期にわたってその場所にあり続けた家具の後ろに溜まった大量の埃とも格闘した。
ついでにとそれまで使っていた古いブラインドを外し、新しくカーテンをかけることにしたが、カーテンレールの取り付けに思いのほか時間がかかり、夫に助けてもらった。
ブラインドを取り付けた時には私一人で簡単に出来たはずなのにと、加齢を実感。
それでも朝から始めた作業は夕方には何とか終了。
その夜は様子が変わった部屋でぐっすり眠った。
窓際で向き合った婚礼ダンスに物干し竿を渡せば、そこに洗濯物を干すことが出来る。
強風で外に干せない時は、窓からの日光を浴びてイイ感じに乾くだろう。
婚礼ダンスを向き合わせて置いたことでその他の家具がまとまり良く並び、動線がスムーズになった。
また、空間が広がり風通しも良くなった気がする。
当初の考えとは異なる方向に行ったが、私の結婚に揃えてくれた亡き両親のことを思えば、婚礼ダンスを手離さずに済んでそれはそれで良かったとも思う。
後は、やはり念の為、地震対策として家具転倒防止の突っ張り棒を設置しようと考えている。
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得意のジグソーパズル。こんなの簡単!とあっという間に完成させ得意げな次男孫(6歳)です^m^
昨年、我が家にお兄ちゃんが一人でお泊りした際、次男孫も「ボクも泊まりたい」と。
「おねしょをするからダメ」とママに言われ諦めた彼でしたが、いよいよママから許可が出てお泊りに来ました。
一応、おねしょ防水シーツ持参で(笑)
長男孫もそうでしたが、普段の、と言うかママに対する様なワガママややんちゃぶりはあまり見られずお利口さんでした。
じいじばあばとは言え、やっぱり気を遣っているのかもしれませんね。
していい事、悪い事、どうするべきかという事を幼いながらも実はよーく分かっている。
そんなことを思うと、パパやママにワガママ言ったりするのは甘えられる存在だと信じているからかもしれません。
そういう親であること、そういう親だと我が子に認められていることって、とても素晴らしいんじゃないかなと思います。