すっとんきょうでゴメンナサイ

風の吹くまま気の向くまま

ことば

食べる!歌う!観る!眠る!/「ここではないどこか、じぶんではないだれか」の世界

今週のお題「元気を出す方法」 くさくさして憂鬱な気分を晴らす時は ①美味しいものを食べる ホントは食べてみたかった、でもお高めで諦めていたものを一切躊躇無く食べる。 ②カラオケで歌う 出来れば一人でノンストップで。ブルーハーツの「青空」から始め、…

甘いものは「甘やかす」というかたちで温かく見守ってくれる偉大な存在

以前、著書やツイートを紹介させて頂いた野田敦子さん。 komakusa22.hatenablog.comkomakusa22.hatenablog.com 今も野田さんのオフィシャルブログを毎回楽しみに拝読している。 野田さんが書かれるその中身はいつも深く真摯。 同世代こその多くの気づきを与…

言葉の使い方は難しい

前回の記事の中で 言うことを聞かない息子たちをママが諫めた(いさめた) というようなことを書きました。 実は、その「諫める」という表現に何となく違和感があり 後で確認してみたところ「諫める」は、「誤りやよくないことを改めるよう注意する」という…

「優しさとは何だろう」

落ち着かない日々を過ごしています。 ……………※とあるエッセイを読み10年前に書いたものを一部加筆修正し、投稿させていただきます。 保健所から「まる」を引き取った筆者。年齢不詳の冴えない雑種犬で 何処をうろついていたのか痩せておどおどしていた。 出会…

「じぶんが大事にされるために」やってること?

唐突ですが、 “他人(ひと)の話を取る”人っていませんか?(;´Д`) 実は学生時代からの知人にそういった人がいます。皆で集まった時、顔見知りという気安さからかもしれませんが 他のメンバーが話し出した話題にすかさず 「そうそう!私も○○だよ~」と自分の…

しょうがないねぇ~「業の肯定」

「落語とはなにか?」と問い 「業の肯定を前提とする一人芸である」と言ったのは立川談志さんだそうだ。糸井重里さんのエッセイ「今日のダーリン」より。 そうすると「業」とはなんなんだということにもなるが、これはもともと仏教の「カルマ」からきている…

東京オリンピック~糸井重里さんの言葉から

あの人や、この人、あの思惑、この考え、あの利益、この企み、あの強引、この無分別、あの無理解、この誤解、あの邪推、この駄策、あの体面、この虚栄、あの混迷、この出鱈目、あの無責任、この手抜き、あの意地、この諦観、あの半可通、この空論、あの意地…

「今を生きる」って?

何度も取り上げさせていただいている糸井重里さんのエッセイ「今日のダーリン」。 先日の書き出しはこうでした。 大人の人間が考えていること、やっていることのほとんどが、未来のための準備だ。未来になにか「目的」があって、それを実現するために必要な…

弱気でいいんです!やらかい男性が一番魅力的

以前、拙ブログで著書「夫が倒れた!献身プレイが始まった」を紹介させていただいた野田敦子さんのツイッターでの呟き。 弱気でいいんです!年とともに弱気に、やらかくなってください。やらかい男性が一番魅力的。特に年をとったら。固くて自信満々は、もう…

松尾スズキさんの「大人観」~面白がる

10年以上前でしょうか。 劇団『大人計画』を率いる劇作家松尾スズキさんのインタビュー記事を読み、そこに示されていた松尾さんの「大人観」に痛く感銘を受けたことがあります。 ちなみに、『大人計画』とは今や超人気の劇団。 宮藤官九郎さんや阿部サダヲさ…

口角上げて眉間広げて

先日の糸井重里さんのことばは「わからなくなったら、口角をあげろ」だった。 (略) 人が見ているところで、無理やりに口角をあげると、もしかしたら「にやにやして気持ちわるい」とか思われてしまうかもしれない。 でも、そう思われてしまうのはあきらめよ…

自分の感受性くらい自分で守れ

10年以上前のこと。 新聞に茨木のり子さんの詩の一節が載っていた。 〈初心消えかかるのを――〉からの何行か。 衝撃的だった最後の〈自分の感受性くらい/自分で守れ/ばかものよ〉 当時、彼女のこと、名前くらいで何も知らなかった。 だから、いろいろ調べるう…

勇気の血中濃度を上げる

「ほぼ日刊イトイ新聞」 糸井重里さんのエッセイ「今日のダーリン」より 糸井さんは「勇気の血中濃度を上げたい」のだそうだ。 モデルは、娘の娘の小走りの姿だった。あらゆるものごとが、ほとんどすべて「未知の世界」、それに向かってにっこにこしながら小…

コンプレックスの効能

10年近く前のことです。 新聞の求人広告のページに「仕事力」というタイトルのコラムが掲載されていて、 これから社会に出て仕事をするであろう若者や、今、仕事を探している人に向け、 様々な分野の先輩からの説得力あるアドバイスやヒントが寄せられてい…

「いいんだよ」~あたたかな自己肯定感

「周囲のおかげで、僕はあたたかな自己肯定感に守られてきたんですよ」 以前、新聞記事の中で見た「五体不満足」の著者である乙武洋匡さんの言葉です。 自分にとってもそれは、十分過ぎるほど思い当たることでした。 そう、私も確かにそうして守られてきた。…

「HSP」~繊細さは克服すべき課題ではなく

少し前からでしょうか。時折、耳にする言葉があります。 HSP(Highly Sensitive Person)「とても敏感な人」と訳されます。 周囲の人が気にしないような小さなことが気になったり、相手の気持ちを敏感に察知してしまって疲れる。 そんな「繊細な気質」を持つ…

平野レミさんと和田誠さん

ブログに何度もご登場頂いている(というか、勝手に引用させて頂いております。あいすみませんm(__)m) 糸井重里さんが主宰されているウエブサイト『ほぼ日刊イトイ新聞』。 このところ、「平野レミさんと、和田誠さんのことを話そう」 という読みものが本当…

愚痴が正気を保ち、先の見えない現実を生きる助けになる

とある人のTwitterを拝見していて、とあるtweetを目にした。 それはヤフーニュースの、とある記事に対してのもの。 外出自粛、家族が息苦しい人へ ーーー「愚痴が正気を保ち、先の見えない現実を生きる助けになる」 「家族同士とはいえ、適切な距離を取るほ…

「流域思考」について

九州地方を記録的な大雨が襲いました。テレビなどが伝える被害の状況に言葉もありません。どうしてこんなことばかり続くのでしょう…亡くなられた方のご無念、被害に遭われた方々のお気持ちやこれからのご苦労を思うと遠く離れた地にいて何も出来ないくせに落…

イチロー先生に“理想の夫婦関係”を教えてもらう

『おしえて!イチロー先生』と銘打って 元メジャーリーガーのイチローさんが先生となり様々な質問に答えています。 生徒は小学生から70代まで。 こどもクラス、おとなクラス、給食の時間にも 生徒たちからの日頃の疑問や人生の悩みについて イチローさんらし…

イメージを膨らませましょう

糸井重里氏「今日のダーリン」で。 私たちは今の状態をいろんなイメージに変換して感じとっている、と糸井さんは投げかけます。 しかし、自分はネガティブなイメージは思いついたとしても、そこから離れるようにしている。 日々、今日をつないで人は生きるも…

いつもの日常ではない今の日々を守るために働く人たちがいること

ほぼ日刊イトイ新聞「今日のダーリン」より。 厚かましいのを承知でガッツリ引用させていただきますm(__)m それぞれが、はたらいている。 例えば、マスクや消毒スプレーが売ってないと探す。 スーパーマーケットの売り場で聞いてみる。 「いま売り切れなんで…

幸せの形~川上未映子さん

スマホでスケジュール管理が出来る時代ですが、それに関してはアナログ派の自分です。 毎年手帳を購入し、スケジュールはもちろん、その日あったことや買った物などを書き込んでいます。 後で見返すと、忘れていたことを思い出したり、こんなふうに考えてい…

「勝たない、勝てない、勝ちたくない」

そう言えば・・と、思い出し笑いをしました。 ずい分前に観たワイドショーのこと。 慌ただしい朝の、観るともなく観たテレビの画面に映し出されたのは 「勝たない、勝てない、勝ちたくない」と声を合わせる男性たちの姿。 その際、言葉に合わせ両手を胸の前…

人たらし

大人になって「人たらし」という言葉を聞いた時、 何か据わりの悪い響きに、無理やり「女たらし」にはめ込んで言葉を作ったのかと思ったものだ。 「女たらし」は子どもの頃からよく耳にし目にした。 そう呼ばれる人物が身近にいたわけではないが、テレビドラ…

「なりたい」ものは何ですか?

糸井重里氏のエッセイのようなもの 「今日のダーリン」から「狼になりたい」という歌があった。日常のなにげないけれどちょっとざらつく景色を、ある種のドキュメンタリー映画みたいに描いていって、下の句のように「狼になりたい」と二度繰り返す。凄みのあ…

信じる力~糸井さん「今日のダーリン」から

今日の糸井重里さんのエッセイは「信じる」について次のような書き出しで始まりました。信じるということのむつかしさを感じている人は、どれくらいいるものだろうか。まず、信じることなんてできないと思う人なら、それについてのむつかしさを感じることも…

父と会って

今年の6月に亡くなった母のお墓参りを兼ね 先日、父に会いに行って来ました。 サービス付き高齢者向け住宅、いわゆるサ高住に暮らす父に会うのは 母の初盆会以来。 母が亡くなってから一人残された父が心配で 定期便のように一日一度は電話をかけ 初盆を済…

人の価値とはその人が与えたもので測られる

先日、あるテレビ番組のコメンテーターが紹介していた言葉。 人の価値とは その人が得たものではなく その人が与えたもので測られる。 アインシュタインの言葉だそう。 アインシュタインと言えば、相対性理論。 それが何なのかあまりよく知らないのだけど 舌…

なにか言おうと思わなくていい

特に言うこともないのに、なにか言おうとするから つい思いつきやすい「不平不満」を口に出してしまう。 これを防ぐにはどうしたらいいか? 「なにか言おうと思わないこと」しかないのである。 いいの、あなたもぼくも、なにも言わなくていいの。 「おはよう…