今週のお題「元気を出す方法」
くさくさして憂鬱な気分を晴らす時は
①美味しいものを食べる
ホントは食べてみたかった、でもお高めで諦めていたものを一切躊躇無く食べる。
②カラオケで歌う
出来れば一人でノンストップで。ブルーハーツの「青空」から始め、諸々歌い繋ぎ、締めは中島みゆきさんで絶唱。
③映画を観る
とりあえず朝から映画館に行き、映画のはしごをする。以前、夫にめちゃくちゃ腹を立てることがあった時も、一日中映画を観ました。すっかり疲れて帰宅した後はバタンキュー。朝起きたら何だかもう、どうでもよくなっていました。
④とにかく眠る
いろいろやらなきゃいけない事があっても放り出して、布団に潜り込みとにかく眠る。寝て起きたら、怒りだとか憂鬱だとかの気分が何だか薄まっているんですよね。あれ、どうしてなんだろう。
状況は変わっていないのだけど、別にいいかと、何ならちょっと前向きな気分にもなったりしている。
それでもたまに、寝て起きてもやっぱり怒りや憂鬱な気分が蘇ってくる時があり、そんな時は(ああ、よほどの事なんだなあ…)と受け入れ、元気を出そうと頑張るのを止める。日にち薬じゃないけど、時が薄めてくれるのに任せます。
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映画やミュージカル、コンサートに行き感動や幸福感を味わうことは、自分にとって「元気を貰える」という言い方の方がより近いかな。
もちろんそれによって「元気が出る」のですが。
少し前に糸井重里さんの言葉でとてもとても納得したことがありました。
(スミマセン。引用させていただきます)
われら凡人、滅入るし、儚むし、鬱々とするし、
元気をなくすし、絶望を感じるし、自棄っぱちにもなる。
そういうことがあって当たり前なのだ。
じぶんが、いま生きているじぶんであるかぎり、
「なんかもうダメだ」と感じてしまうのはしょうがない。
闇夜は急に開けるものではない、
しのいで明ける朝を待つしかないものである。
そういうとき、人間にはすごい贈りものがあたえられる。
「エンターテインメント」である、大衆娯楽である。
現実は、「じぶんはじぶんのまま」なのだけれど、
なにかちがうものになって、その時間を生きられる。
これを「気晴らし」と呼んでもいいかもしれない。
ゲームだって、小説だって、映画やドラマだって、
お笑いだって、歌や踊りだって、なんだっていいのだ。
「ここではないどこか、じぶんでないだれか」の世界に
遊べることがあって、われら凡人は闇夜を生きられる。
ためになるから読むのでもなく、
大事なことだから見るのでもなく、ただその時間を遊ぶ。
そういうことが、実は、ものすごく大事なのだと思う。
お笑いで、無責任に笑い、歌で「してない恋に泣き」、
映画を観て「知らない悪人をやっつける」ようなことが、
われら凡人には、ごはんのように大事な栄養なのである。
いいとかわるいとか、高いとか低いとか言う必要もない。
さみしい心に、かきこんで食べるような娯楽はありがたい。
自分が映画やミュージカルや歌(コンサート)に惹かれ、元気を貰える訳が解明されたよう。
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ところで、午後から映画を観に行って来ます。
スティーブン・スピルバーグ監督が1985年に手がけた映画『カラーパープル』。
アカデミー賞10部門にノミネートされた(結果は無冠でしたが)伝説の映画を、ピュリッツァー賞を受賞したアリス・ウォーカーの同名小説と、ブロードウェイでロングランヒットを記録したミュージカル版をもとに再映画化。
その名も『カラーパープル』が今日公開なのです。
スピルバーグ作品のファンとしては観に行かねば🏃♀️
元気を貰って来ます!