こまくさ便り~Your Smile

娘、妻、嫁、母、ばあば、そして「私」の日々を綴ります

ほん

「イルカ」よしもとばななさん~幸福でも不幸でもなく、すばらしかった

「イルカ」 よしもとばなな 大好きなばななさんの本、表紙の可愛らしさに惹かれ、図書館で借りました。 超簡潔なあらすじです。 恋人と初めて結ばれたあと、東京を離れ、傷ついた女性たちが集う海辺の寺へ向かった小説家キミコ。外の世界から切り離された、…

久しぶりの図書館。「たんぽぽの日々」

しばらくの間改装中だった大きな図書館が4月から再開され、早速出かけて行きました。 お目当ての本があるわけではないけど、ちょっと様子伺い。 ぷらぷらとウインドーショッピングさながら棚の本たちを眺めて歩くと、心が落ち着き癒されます。 大げさに言え…

「アナザー・ワールド 王国その4」よしもとばなな~自然とともに揺れる心

よしもとばななさんが好きで、『王国』シリーズを夢中になって読んだ時期がある。 シリーズの最後は「アナザー・ワールド 王国その4」 『王国』シリーズその1、その2、その3、は、特別な力を受け継ぐ“雫石(しずくいし)”という名の女の子の物語。 小さな山…

三寒四温?/「ライオンのおやつ」読み終えて

昨日、今日と春の様な暖かさです。 明日は気温も低く雨の予報。 こうして暖かい、寒いを繰り返しながら春になっていくのかな。 これがいわゆる「三寒四温」? ちょっと調べてみたら、「三寒四温」とは元は中国の冬の気候を表す言葉だそうです。 冬のシベリア…

時間の使い方を見直す/「ライオンのおやつ」小川糸さん

おバカで贅沢極まりない悩み?を披露するようで気が引けますが、一日の時間の使い方を見直そうと考えています。 仕事に家事に介護に、忙しくされている同世代の方々がおられるというのに、ホントに申し訳ないようだけど、縛られるものが何も無い今なので、…

母の「相槌」

10年近く前のことですが、とある紙面に一冊の本の紹介文が掲載されていました。 その内容に心惹かれるものがあり、ノートに書き写しました。 「家族の歌 河野裕子の死を見つめた344日」 歌人であり京大名誉教授である永田和宏氏が、同じ歌人の亡くなった奥さ…

梅が咲いた、午後は読書

昨日、ウォーキングの途中で… もう梅が咲いている⁉ 確実に春に近づいていますねぇ (❁´◡`❁) こちらは数日前… (少し見えにくいですが…) アオサギ君かな。向こうで丸まって日向ぼっこしているのはカモさんたち。 カメラ持っていたら、アオサギ君をも少しいい…

「地下鉄(メトロ)に乗って」浅田次郎~好き放題書いてますm(__)m

浅田次郎氏の「鉄道員(ぽっぽや)」を読んでの拙記事にいただいたコメントでお薦めいただき、早速読みました。 「地下鉄(メトロ)に乗って」 浅田次郎 1995年吉川英治文学新人賞受賞作 こちらも「鉄道員(ぽっぽや)」同様、既に多くの方が読まれているで…

「鉄道員(ぽっぽや)」浅田次郎~あなたに起こるやさしい奇蹟

「鉄道員(ぽっぽや)」 著者 浅田次郎 直木賞受賞作。 恥ずかしながら、自分の知識としてあったのはこれだけ。 いや、もっと言えば、浅田次郎氏を新田次郎氏と思い違いしていた。ずっと。 新田次郎と言えば「八甲田山死の彷徨」など山岳小説で有名。妻は藤…

「夫が倒れた!献身プレイが始まった」野田敦子

「夫が倒れた!献身プレイが始まった」 献身プレイ⁈ センセーショナルな匂いのするタイトルである。果たして…。 夫が突然倒れた、姑や舅が要介護になったら、妻や嫁が自宅で介護するものだとも思われてきた。それらのまじめに介護してきた多くの方々の記録は…

「ひきこもれ~ひとりの時間をもつということ」吉本隆明

本、読みました。 なかなか衝撃的なタイトルでしょう?(イラストが可愛い(*´ω`*)) 「ひきこもれ ひとりの時間をもつということ」 吉本隆明 「ひきこもり」はよくない。ひきこもっている奴は、何とかして社会に引っ張り出したほうがいい。そうした考えに、…

もひとつ、読書感想文書いてみた~「星守る犬」

【今週のお題】読書感想文 もひとつ( ̄▽ ̄) 「星守る犬」 村上たかし 2008年8月~「漫画アクション」に連載され、2011年には映画化もされました。 簡単に言ってしまえば、犬とその飼い主である人間との物語、です。犬の、飼い主に対する切ないほどの真っ直ぐ…

「100万回生きたねこ」を読んで

【今週のお題】読書感想文 「100万回生きたねこ」 作・絵 佐野洋子 1977年に出版されて以来、超ロングセラーの絵本です。あまりにも有名。ですが、この絵本の存在は知っていたものの、子育て時代も含め何となく読まないままで。 それで、10年ほど前になるで…

「50代にしておきたい17のこと」~人生は思い出でできている

本棚を整理していて、ふとある本のタイトルに目が止まった。 いつ買ったんだろうと後ろを見ると2012年1月15日第一刷発行とある。 50代だった当時の自分。生きることに迷っていた覚えはないが 何が書いてあるのかちょいと興味が湧いたのだろうと想像出来る。 …

「日日是好日「お茶」が教えてくれた15のしあわせ」~あるがままを良しとして受け入れる

「日日是好日 「お茶」が教えてくれた15のしあわせ」 森下典子著 名前だけは知っていた。 とても評判になり、映画になったことも知っている。 ちょっとしたきっかけでAmazonでポチった。 樹木希林さんや黒木華さん、多部未華子さんが出演した映画の方は2年前…

よしもとばななさん「スナックちどり」~人生への静かな肯定感

久しぶりによしもとばななさんの本を図書館で借りて読みました。 「スナックちどり」(2013年) 主人公の"さっちゃん”こと「私」は40歳を目前にして離婚したばかり。いとこで幼なじみの“ちどり”は幼い頃に両親が離婚した後、親代わりに育ててくれた祖父母を…

親と子、我が家族の場合~「少年A」14歳の肖像、を読み終えて

前記事の続きです。 komakusa22.hatenablog.com では、私にとっての両親はどうであったかと考えると、兄とは異なってくる。愛情深い人であったというのが私の抱く両親像である。 幼い頃から母の過干渉は私にも向けられ、大人になり家を出るまでそれはあった…

過干渉は“愛情”という名を借りた“支配”?

今日からしばらく夫は実家へ。さて、思いのまま過ごせる時間をどう使おうかと、先ずは図書館に出かけてみた。駐車場には1台の車も無く、あれ?まだ開いてないんだっけと入口に向かうと椅子に座り待ち構えている職員の女性に手指消毒を促されつつ「どうぞ」と…

「いつも君の味方」さだまさし

図書館でふとさだまさしさんの本に目が留まった。 「いつも君の味方」 2003年9月第一刷発行とあるのでまあまあ昔に書かれたもの。 ぺらりとページをめくると“まえがき” タイトルに いつも僕の味方だった、妖精の子孫達へ とある。 そして、書き出しはこうだ…

「暮らしの手帳」

我が家は新聞を定期購読していない。 生まれ育った実家でも、結婚してからも、当たり前のようにずっと新聞をとっていた。 ある時から義母の介護の為に隣県の夫の実家に週4日滞在するようになった。 当時、夫の職場は実家と同じ市内で、新幹線を利用し自宅か…

「ぼくが子どものころ、ほしかった親になる。」 幡野広志

「ぼくが子どものころ、ほしかった親になる。」著者は 幡野広志さん1983年 東京生まれ結婚され2016年に息子さんが誕生。2017年、多発性骨髄腫を発病されました。ご自身のツイッターでは写真家、元猟師、がん患者。と自己紹介されています。帯の言葉が簡潔に…

『半分、青い。』~くらもちふさこさん

4月からの新しいNHK朝ドラ 『半分、青い。』 1971(昭和46)年生まれのヒロインの物語なので それはもう懐かしい昭和ワールドがあちこちに散りばめられています。 漫画好きな父所有の少年漫画を幼い頃から愛読していたヒロイン。 ”マグマ大使“や”あしたのジ…

「永遠のおでかけ」

大好きな 益田ミリさんのエッセイ集です。帯には「大切な人の死」で知る悲しみとその先にある未来誰もが自分の人生を生きているとありました。お父様を亡くされたミリさんの心の情景がリアルに時にユーモラスに綴られています。いつも通りの率直でそれでいて…

「はじめてのおつかい」

ブログをお休みしている間に孫が生まれました。次女の子どもで、男の子です。ただ今9か月。次女はすでに仕事に復帰しており、普段は保育園でお世話になっています。体は小さめですが、保育園ではずい分と活発らしくやはり次女の子どもだなと密かに思ってい…

「すーちゃんの恋」から

例によって「すーちゃん」の話。。 シリーズ最新の「すーちゃんの恋」での、すーちゃん。 それまで働いていたカフェを辞め、保育園で調理師として働き始めて5ヶ月が過ぎようとしています。 小さなひとたちから「よし子先生」と呼ばれ すーちゃんはそこでもや…

「ん」の入る言葉

親たちの世話で家を留守にすることが多くなり 新聞の定期購読を止めた。 目が疲れやすく長い読書がきつくなってからは新聞を読むことが楽しみだった。 だいたいは斜め読み。 あっと思うものはじっくり読んで。 そんな中でも、前々回に記事にした益田ミリさん…

「すーちゃん」 益田ミリさん

益田ミリさんが好き。イラストレーター、漫画家、エッセイスト「すーちゃん」シリーズや「泣き虫チエ子さん」シリーズなどの漫画や「前進する日もしない日も」「大阪人の胸のうち」「言えないコトバ」「お母さんという女」他、多くのエッセイ集があります。…

だいて。おろして。ほっといて。

子どもたちが小さかった頃子どもたちも私自身も大好きで何度も読んで聞かせた絵本です。「ぐりとぐら」 中川李枝子さん(作)、山脇百合子さん(絵)姉妹によって1963年に発表されました。双子の野ねずみ “ぐり” と “ぐら”好きなことは“おりょうりすること、…

ちゃーんとやれてる

英語圏に伝わる育児をテーマにした詩「Today」が日本語訳され、母親の共感を集めている と新聞で読んだ。 翻訳したのは詩人の伊藤比呂美さん。 大学院で育児について研究していた友人が 10年ほど前、ニュージーランドの子育て支援施設を見学した際、 壁に貼…

「世界から猫が消えたなら」

表紙に惹かれて、ちょっと気になっていた本です。「世界から猫が消えたなら」僕は生きるために、消すことを決めた。今日もし突然、チョコレートが消えたなら電話が消えたなら映画が消えたなら時計が消えたなら猫が消えたらそして僕が消えたなら世界はどう変…