すっとんきょうでゴメンナサイ

風の吹くまま気の向くまま

「50代にしておきたい17のこと」~人生は思い出でできている

 

本棚を整理していて、ふとある本のタイトルに目が止まった。

いつ買ったんだろうと後ろを見ると2012年1月15日第一刷発行とある。

50代だった当時の自分。生きることに迷っていた覚えはないが

何が書いてあるのかちょいと興味が湧いたのだろうと想像出来る。

60代となった今の自分。実は内容を憶えてなくて、改めて目を通してみた。


「50代にしておきたい17のこと」 

f:id:komakusa22:20200814213245j:plain


1  残りの人生でやりたいことを決める
2  不義理をする
3  消去法で決める
4  昔の友人に連絡をとる
5  故郷を訪ねる
6  愛を育む
7  家族との軋轢を解消する
8  ロマンスを取り戻す
9  お金の計算をしておく
10 趣味をライフワークに進化させる
11 健康と向き合う
12 時間=命と考える
13 自分は何をのこせるか考える
14 羽目をはずしてみる
15 20代の友人をもつ
16 本音で生きる
17 とことん楽しむ  

この17のテーマについてさらに細かく解説してあり
例えば、
・ 好きか、嫌いかで決める   
・ 「ごめんなさい」の達人になる
・ 得意なこと、好きなことをする
・ 昔の友人は、自分を知る宝
・ 恋をする
・ 自分の残された時間を計算する
・ 年相応なことをしない
・ 感じたことを口に出す訓練をする など。
悪口を本人の前で言ってみる、なんていうのもある。

 

これを書かれたのは本田健氏。

経営コンサルティング会社、ベンチャーキャピタル会社など複数の会社を経営する「お金の専門家」

ということで、多くのベンチャービジネスの成功者を育ててこられた経営アドバイザーでいらっしゃる。

よって、つまりこの本もいわゆるハウツー本なのだろうと思う。

「祝福された豊かな人生」にするために、いまできることとは――である。

 

述べられていることが果たして“真理”なのかは、正直わからない。  

自分などは、ふんふん、なるほど~と能天気に受け入れてもしまうが

それができたら苦労はしないよ、という人もいるだろうし

そんなことしたらかえって居心地が悪くなる、という人もいるだろう。

ちなみに、この中で50代の自分がしようとしたことは「本音で生きる」だ。

他に「家族との軋轢を解消する」という提唱があるが

解消どころか、本音で生きようとして家族や友人との軋轢を招いたことがあった。

それでも、60代も「本音」でいこうと思っている。

悪口を本人の前でわざわざ言おうとは思わないが、おのれの気持ちには正直でいたい。

その上で、後はあるがまま、なすがまま、無理に何かをすべきと思わず

けれど大切にすべきは大切に、闘うべきは闘って、清々しく日々を送ろう。

自分の60代はそんな感じでいきたい。

 

 

ところで、

この本の中でハタと心に留まった言葉があった。


「人生は、思い出でできている」

これまでの五十数年生きてきた中で、あなたにとって、本当に価値のあること、楽しかったことは、何だったでしょうか。
どれだけお金を貯めたか、どれだけのものを所有したか、どれだけ社会的にいろんなことを成し遂げたかということよりも、日常の、家族や友人たちとの思い出のほうが、ずっと心に残っているのではないでしょうか。
人生はつまるところ思い出でできています。
大好きだった人とデートしたこと。
結婚して子どもをもったこと。
何かを達成できたこと。
大失敗したこと。
そういった思い出の一つひとつが、あなたの人生の、いちばん大切な資産になっているはずです。
そのことを知っておきましょう。

 

ちょっと頭の中で思い浮かべ整理してみる。

ああ…そう言われれば確かにそうなのかな。

でも、そんなふうに考えたことなかったな。

当たり前過ぎて。

 

「人生は、思い出でできている」

 

なるほどね…( ̄▽ ̄)

 

にほんブログ村 ライフスタイルブログ ささやかな暮らしへ にほんブログ村 ライフスタイルブログ こころの風景へ

ポチ頂けると嬉しいです(^^)/

PVアクセスランキング にほんブログ村