暖冬と言われていた今年でしたが、先月のぶり返す寒さで、結局、当地方では例年より遅めの桜開花に。
同じマンションに住むオヤジ達のお花見も、今年は蕾のままの樹の下で催されました。
(まあ、桜が咲こうが咲くまいが、皆で酒を呑めればいいのでしょう(笑))
開花が遅れた分、入学式にも桜はまだ咲いていて、それっていつぶりだろうと思うのです。
ここ数年、いや十数年?入学式の頃には桜は既に散っているのが通常で。
桜の花を背景にピカピカの新一年生。きっと素敵な写真が撮れたことでしょうね。
ちなみに、自分が小学生の頃(半世紀以上前)は入学式や始業式に桜が咲いていたと記憶しています。(名古屋市でしたが)
先週末は満開を迎え、しかもお天気も上々だったので、たくさんの人がお花見を楽しまれたようです。
と他人事のように言うのは、今年は毎年恒例のお花見をしていないのです。
夫婦共に花粉症があまりに酷くて、桜を観に出かける気分になれなかった。
そんな年もあると家の前の桜を窓越しに眺めて残念な気持ちを紛らわしていました。
それが昨日、一昨日と次女の依頼で孫たちを預かることになり、そこで思いがけずお花見が出来たのです。
一昨日は次男孫の遠足のお迎えに行った自然公園で。
昨日は長男孫と次男孫と遊びに行った地元の総合公園で。
共に県内では桜の名所。
満開を一週間も過ぎ、当然見頃を過ぎた感のある桜たち。
それでも風に舞う桜吹雪や池に浮かぶ花筏の美しさにいちいち感動する私です。
いつもは艶やかに咲き誇る満開の頃をめがけてお花見の予定をたてますが
こんな楽しみ方もあるのだなあと今さらながら知りました。
そして、
散りながらも、その命の輝きで最後まで私たちに感動を与えてくれる桜たちに感謝したい気持ちになるのです。