今住んでいるところは少し前まではいわゆる農村地帯でした。
ここ数年で田畑がつぶされ埋め立てられて、
新しくお洒落な家が建ち並ぶようになりましたが、
今でも田畑が多く点在しています。
最寄りの駅まで歩く間にも田んぼがいくつかあって、
今朝などは蛙の合唱がそれはもう賑やかでした。
あちらこちらで合いの手を入れるように応え合っているのが楽しかったです♪
こちらの田んぼはどういう具合か 毎年よその田んぼよりも成長が早いようです
田んぼの水がこうして緑で覆われているのを見ると、
母方の祖父母の家を思い出します。
子ども時代、
毎年夏休みに小豆島に帰省する時は、
海のすぐそばにある父方の祖母の家に滞在していましたが、
その内の一日は母に連れられて山あいにある祖父母の家に行きました。
家の裏には大きな田んぼがあって、
祖父母の部屋の窓からは稲の緑が波打つ様子が見えました。
祖父母の部屋は1階で、窓から下を見るとすぐ際まで田んぼの水が来ており、
兄と私は祖父に教えられて水の中に糸を垂らして遊びました。
多分、何かを捕まえようとしたのだと思いますが。
その水もびっしりと緑で覆われていて、中に何がいるのかアテもなく、
でも、モワ~っと蒸すような青臭い田んぼの香りを鼻先で嗅ぎながら、
じぃっと糸の先を見つめているのがナントモ楽しかったのを憶えています。
その田んぼも埋め立てられて、今は家が建っていますが、
たまに車でその前を通ると、その時の “釣り” のことを必ず思い出して、
ふふんとくすぐったいような、温かい懐かしさを覚えます。
いい「子ども時代」でした。
てんとう虫 張りついて動きません
このお嬢さんはわざわざ目の前の花にとまって ポーズを決めてくれました
ホントですよ~(^^)
道端の ちいちゃいちいちゃい あなたたち・・♥