“愛”という字は 真心で
“恋”という字にゃ 下心
サザンオールスターズ 「SEA SIDE WOMAN BLUES」 の一節です。
作詞・作曲 桑田佳祐さん。
ドライブしながら聴くともなしに流れるカーステレオからのミュージック。
いろいろなアーティストの楽曲がエンドレスで回っているのですが
桑田さんのこの曲の、このフレーズが聴こえてくると
いつもふふっとくすぐられます。
「愛」という字には真ん中に“心”があり
「恋」という字には下に“心”がありますものね。
“下心”と言ってしまうとちょっとアレだけど
確かに「恋」には
一途に想うだけでは終わらない
それを獲得しようとすれば
駆け引きや思惑が行き交うものなのかもしれないなぁ。
では「愛」は?
“真心”とまとめてしまえるほど単純ではないけれど
言い得て妙だな、と
桑田さんのセンスにいつも感心させられるのです。
夏の終わり?秋の初め?の軽井沢へドライブ
帰りに、
碓氷第三橋梁(群馬県安中市松井田町)通称「めがね橋」
に立ち寄りました。
碓氷川に架かる煉瓦造りの4連アーチ橋で、碓氷峠の代表的な建造物。
国鉄信越本線横川駅ー軽井沢駅間の橋梁の一つで、
同区間がアプト式鉄道時代に使われた。(wikipediaより)
車で通った道路脇に霧積温泉郷と書かれた看板も見え
そう言えばと、
映画「人間の証明」での一節が
ふと蘇りました。
母さん、僕のあの帽子、どうしたんでせうね?
ええ、夏、碓氷から霧積へゆくみちで、
谷底へ落としたあの麦わら帽子ですよ。
西條八十 「ぼくの帽子」より