すっとんきょうでゴメンナサイ

風の吹くまま気の向くまま

台風19号


先週末、
主に東海、関東甲信越、そして東北地方を襲った台風19号
週が明け、テレビなどの報道を見るにつけ
被害の甚大さに胸が苦しくなります。

亡くなられた方お一人お一人のご無念
被害に遭われた方お一人お一人のご心痛を思うと
言葉もありません。
亡くなられた方のご冥福と
どうか一日も早く状況が好転して
少しでも穏やかなお気持ちが取り戻せますようにと
祈るばかりです。


関東地方の私の住む辺りも膨大な量の雨が降り激しい風が吹き荒れました。
荒川の氾濫危険水位を超えたとの警報が夜中に出て
避難指示を呼びかける市の広報車の音が聴こえていました。
我が家は荒川からいくらか離れていることと
鉄筋コンクリートの集合住宅の3階なので
浸水や流される危険は少ないだろうと判断し避難はしませんでしたが
一晩中不安でした。
結局、荒川は何とか持ちこたえたようで
無事朝を迎えることが出来た時は有り難くてホッとしました。
それでも大量に降った雨水で付近の遊水池はほぼ満杯状態。
低い土地はところどころ冠水しました。
家などへの浸水は無かったようですが
他の地域の被害状況を後に知れば知るほど
もうそれは“紙一重”だったのかもと思うのでした。


どなたかが言っておられました。
「防災省」 作るべきではないかと。
毎年、毎シーズンのように繰り返される自然災害。
そしてあまりにも甚大な被害。
今やこの国では、
常に何処かで誰かが避難し、避難所や仮設住宅に暮らすといった状態が
ずっと続いている気がします。
おそらく地球規模の気候変動によって
異常気象が異常とは言えなくなっている現状が明らかにあり
今までの日本とは違うことを危機感を持って認識し
何か大きく変革をすべきではないでしょうか。