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パリオリンピック開会式~「愛の讃歌」と「イマジン」


パリオリンピックが始まりました。


開会式は日本時間では真夜中過ぎてリアルタイムでは観られませんでした。
録画して翌朝ちょこちょこ飛ばしながら観ました。

開会式後のネット上で、レディー・ガガセリーヌ・ディオンのパフォーマンスの情報を知り
それは是非観なくてはと。


やっぱり世界のスーパースターの実力は圧倒的でした。

それはもう当然なのですが
改めて強く深く思い知らされた感じです。


特に、
セリーヌ・ディオンが歌った愛の讃歌には胸が締め付けられるくらい感動しました。

難病に罹ったことを明らかにした後
痩せてしまった彼女の姿を見た時はひどく驚いたものです。

そのセリーヌがこれほどまでに素晴らしい圧巻の歌声をまた聴かせてくれるなんてと
感動しながらも半分は信じられない思いもあり。

彼女はどれほどの悲しみと苦痛を克服しここまで復活してきたのだろうと
もちろん到底自分などにはわかり得ないのだけど
そんなことを考えると何だかもう泣けてきて。


と同時に、

世界中で起きている愚かな所業の当事者たちに彼女の歌を聴いてもらいたい
彼らの心を「こんなことをしている場合じゃない」とほんの僅かでも動かすことが出来るのではと

まあ、いつもの様に現実味と真実味に乏しい妄想なのかもしれませんが
何故だかそんなことまでも思ったセリーヌの歌でした。


そして、

フランスの歌手、ジュリエット・アルマネさんが歌った「イマジン」

1971年に発表されたジョン・レノンの楽曲。


想像してごらん 国なんてないと
そんなにむずかしいことじゃない
殺したり 死んだりする理由もなく
宗教さえもない

想像してごらん すべての人々が
平和な暮らしを送っていると


愛と平和を訴え、世界から争いがなくなることを願ったジョン。

時間の無駄じゃないですか?と問われた時、「いますぐ平和が訪れなくても決して無駄じゃない」と。
生きてるうちは平和にならないかもと言われ、「いや、きっとなるさ」。


だけど、ジョンが願った世界は
「イマジン」が発表され50年以上が経っても虚しい想像のままでしかないのかな…

悲しいことだけど。


華やかで皆笑顔、平和の象徴であるかのようなオリンピック開会式の最中にも
世界には死の恐怖に脅かされている人たちがいることを忘れないでと
空の上のジョンが言っているようで、胸に刺さりました。



セリーヌ・ディオンが歌った「愛の讃歌」とジョン・レノンの「イマジン」

オリンピック憲章第1章に規定されている“オリンピック・ムーブメントの目的”である「平和でよりよい世界の建設に貢献すること」にあまりにも相応しいんじゃないかと

そんなことを考えました。



……………


既に各競技は続々と始まっていて、初日からテレビ観戦に大忙し。

オリンピックでは毎度のことですが、しばらくは睡眠不足必須でしょう。





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