医療従事者の次女は子どもたちを保育園に預けながら仕事を続けてきた。
夫婦の考えもあり、今年度から幼稚園に転園した次男孫(もうすぐ6歳)。
夏休み期間は当然家に居ることになる。
次女とお婿さんがそれぞれの勤務時間を調整しながら面倒を見ているようだ。
そんな中、次女から誘われて次女と次男孫、それにじいじ、ばあばの4人でカラオケに行くことになった。
長男孫(小2)は習い事、三男孫(3歳)と長女孫(1歳)は保育園で参加せず。
ここ数年、月に2度ほど夫とカラオケを楽しんでいるが、孫とカラオケに行くのは初めてで、ワクワクしながら出かけて行った。
場所はじいじばあばの馴染みの店。
このところ飲食(バイキング)料金が段階的に上がっているのが痛いが、フリータイム(平日6時間、土日祝日は3時間)の部屋料金が割安なのが魅力。
特に平日は時間のたっぷりある高齢者がたくさん集っている。
大きな声で歌を歌い、気の合った仲間とわいわい喋る。
大いに発散出来て、精神的にも肉体的にも良いはず。
ともすれば引きこもりがちになる高齢者には有難い場所である。
次女家族、実はカラオケにはたまに行っているようで、ただフリードリンクのみが常なので、ご飯もスイーツも好きなだけ食べられることに次男孫は大盛り上がり。
トレイの上にあれもこれもと料理を並べて嬉々としている。
そんなに載せて大丈夫?と思ったが、上手に部屋まで運んでいて、そんな様子に(大きくなったなあ…)と感心するばあば。
さて、最初に歌い出した次男孫。
カラオケ映像に流れる歌詞を追いながらリズムに合わせて歌っている。
それって6歳の子どもには難しいのかそうでもないのかわからないが、すんなり出来ていることに(いやぁ、大きくなったなあ…)とちょっと驚くばあば。
音程も寸分違わず…とはいかないが、太くてしっかりした歌声である。
今年の5月のミュージカル発表会で野太い声を響かせ会場を沸かせた(笑わせた?)ことが浮かぶ。
「今日は孫を接待カラオケ」とじいじにも言い含めて来たので、じいじばあばのいつものレパートリーは封印。
出かける前に三女からも「〇〇ちゃん(次男孫)の楽しめる歌を歌ってあげてね」と釘を刺されている。
そんな我々を察し「じいじとばあばも好きな歌どんどん歌って」と次女は言ってくれたが、
サブちゃんの「風雪ながれ旅」やみゆきさんの「狼になりたい」はさすがに孫も引くだろうから歌えない。
孫が楽しめそうな歌を探してみるが、如何せん世代が違い過ぎる。
「じゃ“おかあさんといっしょ”の歌は?」と探すが、じいじばあばの知っているものは孫にはピンと来ないよう。
これはどうだとじいじが選んだ「およげ!たいやきくん」も「知らない」。
演歌の如くビブラートを効かせた「およげ!たいやきくん」にばあばと次女は苦笑。
それを聴いているのか聴いていないのか、バックに流れるアニメ映像に無言で見入る次男孫だった。
ばあばが選んだ「パプリカ」は何とか一緒に歌えたかな。
食べたいものを食べ、クリームソーダや綿菓子も自分で作って楽しんだ次男孫。
歌もたくさん歌って満足したようだ。
3時間もの間、飽きたり我儘を言ったりせず、大人たちの中でお利口に過ごせた。
帰り際、「またこの4人でカラオケ来ようね!」と言ったので笑ってしまった。
そんな、おばちゃん仲間で交わすようなセリフ、言うかね(笑)
ホント、大きくなったわ…
是非、行こうね!(*´▽`*)
次男孫、ディズニーランドで(^^)