すっとんきょうでゴメンナサイ

風の吹くまま気の向くまま

やっていくしかないでしょう


一人暮らしをしている長女が2泊3日で帰ってきていて、
都内のアパートへ戻る日、少し遠い駅まで車で送って行った時のこと。

今まで生きてきて、その時の判断や選択が間違っていたなと後になって思うこと、
けっこうあるんだよねと長女が言いました。

あ、わかるわかる! おかあさんもあるなぁ
ワタシの場合はたいてい考え足らずのおっちょこちょいなんだよね

でもね、そういう時はこう考えるようにしてる、と言うのです。

仮に、十分考えて間違いないと納得したことを選んだとしても
其処で予想外の悪いことが起こるかもしれない。
だから、結局、今目の前にあることが選ぶべくして選んだこと、なるべくしてなったことだと。
間違いではなく、そこでそれを選んだことこそが紛れもない自分自身であり、まあそれが自分の人生なのだと。
だからやっていくしかないでしょうと。

ネガティブなのか ポジティブなのか
諦めなのか 開き直りなのか
そう言った娘の本当のところは分からないけど、
ただ、
彼女の言葉の中に、自分の人生を肯定的に受け入れていこうとする意志を感じました。
それは親として嬉しいこと。
特に、ネガティブを自認する長女からの言葉だったし。

そうだね、
そうやって前を向いて生きていけば
きっと一番いいところ、
一番あなたにふさわしい場所にたどり着けるよ
またまた調子のいいこと言って、と思うかもしれないけど
おかあさんもそうやって生きてきて、悪くないなぁと思うもの

・・・・・

自分の選んだものが間違いか間違いじゃないか
その答えはずっとずっと後になってわかることなのかもしれないな
良いこと悪いことって
オセロゲームのようにパタンパタンと一瞬でひっくり返るし
ならば
いや、なおさら
開き直って自分の人生、やっていくしかないでしょう

それでどんな終わりを迎えられるのか
ちょっと楽しみにもしながらね