すっとんきょうでゴメンナサイ

風の吹くまま気の向くまま

オレはもうバブ(赤ん坊)じゃない( ̄ー ̄)

 

1ヶ月ぶりに遊びに来た孫たち。

 

来年小学生になる長男孫は相変わらずと言えば相変わらず。

自分の世界を持ちマイペースを貫こうとする彼は、周りを振り回すことも多々。

その為、いわゆる「空気を読めない」と叱られたり

そうなれば彼自身も傷ついたりするのだけど

叱られたことを本当に理解したのか疑問に思うほど、ケロッと笑顔を見せる。

小学校に上がるにあたり、彼にとって、より良い方向へ向かうようにと

親である娘たちはいろいろと考えている。

何より、彼のピュアさ、優しさ、悪意の無さが大好きなばあばには

娘たちの心配が杞憂にも思えるが、口は出さない。

求められたら応えるだけ。

それでもまあ、内心は

拘りの強い彼が今までよりも大きな規模の集団の中ですんなり馴染んでいけるか

出来れば悲しい思いは少なくであって欲しいと願うのは正直なところ。

 

もう少しで1歳の末っ子、三男孫。

前回、激しい人見知りでありながら、それを凌駕する食欲でばあばにすり寄った彼。

今回、更にパワーアップしていて、唖然とさせられた。

お兄ちゃんたちと大差ない食事量をあっさり食べてしまったと思ったら

ママが食べている物を、それはボクの物だろうと詰め寄る。

「これはおかあさんの。もう食べたでしょ」と言われると、怒りと悲しみで阿鼻叫喚。

娘に食べさせようと、代わりに私が彼の口元に食べ物を運ぶが

目はチラチラとママを伺っている。

彼と同時に食べ終わるべく、娘を急がせる。まさに戦々恐々の食卓だった。

娘曰く、とにかく目の前に食べ物があると全て食べようとする。

見えなくなるまで食べ尽くそうとする、らしい。

確かに、そんなだった。末恐ろしい。

食べ終わった彼を抱っこすると、確かに食べた分だけ重くなった気がした。

 

そして、

今回最も変貌したのが、この秋で4歳になる次男孫。

ただ今反抗期中とのことだが、愛嬌のある顔と体型がばあばには変わらず幼く映る。

ところが、これがなかなかのしっかり者で、保育園でも手がかからないらしい。

手がかからないどころか、同級生たちを「バブちゃん(赤ちゃん)」と思っている節があるのだとか。

オレはあの子たちより大っきいぜ、先生の言うことなんかすぐ出来ちゃうぜ、みたいな(生意気^^;)

先生の求めることは何なのか、今何をしたらいいのか、空気を読んで動く。

言葉も達者、語彙も妙に豊富で的確。

落ち着き払った言い回しで、彼の中にはオジサンが居るよう。

生まれて半年から保育園にお世話になっているので、保育園児としてはベテランだが

言うても、幼稚園ならまだ年少さんである。

バブちゃんで当たり前なのに、そんな様子を娘から聞いて、こちらもある意味、末恐ろしい(;´∀`)

 

それでもやっぱりあどけない次男孫の表情や仕草に、ばあばは今までのように話しかける。

三人兄弟の真ん中に挟まれて、もしかしたら注目度も少ないかもしれない。

猫なで声や、ちょっぴり赤ちゃん言葉も交えたりして、彼を大いに褒めたりもする。

今回、ブロックで彼の歳にしてはレベル高めの作品を作っていたので

「すごーーい!上手だねぇ!スゴイスゴイ(´▽`)」と拍手したら

私の顔をジッと見て、無言で壊し始めた。

(あれ?)と思ったが、特に気にしなかった。

しばらくして、今度は更にナイスな作品を作った。ブロックの配色もイカしている。

今度もまた「わーーー!!スゴイじゃん。カッコイイ~~(*´▽`*)」と大げさなくらい褒めたら

又もや私の顔をジッと見て、ニコリともせずその場を離れた彼。

そこでハッと思ったのだった。

もしかしたら、彼の心情としては

「おいおい、こんな程度でバカみたいに褒めてくれるなよ。オレの実力はこんなもんじゃないぜ。バブ(赤ん坊)扱いするなよ。逆に冷めるぜ」

ってとこだったのかも。

( ̄▽ ̄;)

 

いつまでも可愛いだけのバブちゃんだと思っていたけど、そうじゃないんだな。

もう男の子だし、男だし。

それから一人の人間。

 

それでも、

いつも、いつまでも、見守っていさせてね(*´ω`*)

 

 

ところで、

 

さあ帰ろうという段になり、急にブロックがしたいと言い出した長男孫。

次男孫が作ったブロック作品を飾るというのを聞いて、自分も作って飾りたいと。

「いやいや、もう帰らないとダメだから、又今度ね」とママに言われてもどうしても作ると言い張り、最後には久しぶりの大泣き。

長男孫の気持ちは分かるけど、もう帰らないといけないのだから、ここは我慢、だな。

それをゴリ押しして我を通そうとするのは、我儘かな?(^▽^;)

ハイハイと許していいものか。まあ親としては許さないな。私もそうだった。

それで、先に他のメンバーを車の方に行かせ、ばあばが付き合うことに。

「みんな待ってるから急ごうね」と言うと、一言も発さず黙々とブロックを組み立てる長男孫。

そうして作ったのがこれ。

 

 

船、だそう。

 

無事作り上げて車の方に向かう時にはいつもの屈託の無い笑顔。

既にシートベルト装着で座るしっかり者の弟に

「待ってたんだよ!○○ちゃん(兄)には謝って欲しい」と言われ

ニヤリと聴こえないふりしたニイニイだった。

 

いいんだか悪いんだか(;^ω^)

 

 

↓応援ポチして頂けると嬉しいです(^^)

にほんブログ村 シニア日記ブログ 60歳代へ

PVアクセスランキング にほんブログ村