次女のところの長男孫は小学一年生。
市内の小学校合同の作品展に絵が選ばれたというので、見に行って来ました。
次女は仕事終わりに、習い事に行っている長男と仕事が休みのパパを車で拾って来ると言う。(次男、三男、長女は保育園)
一応、会場での待ち合わせ時間を決めていたけど、道が混んで遅れるかもしれないとメールがあって。
急ぐあまり事故を起こしたら大変なので
「ゆっくり見て回っているので慌てないで気をつけて来てね。あまり時間がかかりそうなら適当に帰るのでお気遣いなく」と返信。
私は少し早めに着いていて、既に一通り観覧。
その都度入る次女の車の現在位置を考えると到着はまだ先の模様。
ですが、「適当に帰る」と送ったものの、長男孫にはやっぱり会いたくて、待つことにしました。
小学生になり習い事も増えた彼とは最近なかなか会えておらず。
それに何より、彼が描いた絵を直に褒めてもやりたかったのです。
結局、次女たちが着いたのは約束の時間の30分遅れ。
会場の入り口で待っていた私に気がついた長男孫が「ばあば~」と抱きついてきました。
私も彼の名前を呼びながら、しばし抱擁タイム(❁´◡`❁)
いつもそうでした。
ヨチヨチ歩きの頃から、会うと先ず私の胸に飛び込んできてギュー。
甘く幸せな瞬間…
と思ったら、ふっと私の腕をすり抜けて「○○ちゃん、行こう」と長男孫。
次女宅のお隣さん家族の娘さんも一緒でした。
長男孫より一つ年上で、いつも遊んでもらう大好きなお友だちだそう。
(え?)⊙.☉
微かな動揺を隠しながら後を追うばあば。
自分の絵の前で写真を撮る時も「○○ちゃんも一緒に」と自らお誘い。
「ばあばと一緒に撮る」とは言ってくれなかったな。
前はよくそんなふうに言ってくれたのに。
会場内を歩きながら繋いだ手もあっという間に振り払って行ってしまう。
ばあばとずっと手を繋いで歩いていたのはそんなに昔じゃなかったはずだよ。
あんなに赤ちゃんだったのに、体も心も確実に成長して喜ばしい限り。
だけど何だかちょっと寂しいのはばあばの勝手な感傷だと重々分かっておりますが。
会場に10分もいなかったかな。
長男孫が「もう帰りたい」と言い、皆でエレベーターの下りに乗ったのですが
彼らは2階で降り、私は1階。
2階に着いてパパとママと○○ちゃんと降りて行った長男孫の「バイバイ」は実にアッサリとしたものでした(^▽^;)
ばあばとバイバイが出来なくていつも大泣きだったくせにと、一人エレベーターの中で苦笑いでした。
……………
長男孫、保育園の頃はちっとも絵が描けなかったそうです。
当時、どうして描けないのか、描かないのか、わかりませんでしたが
今回、展示された彼の絵からはお喋りな彼の言葉が聞こえてくるようでした。
小さい人たちにはそれぞれ小さい人なりのタイミングがあるのでしょうか。
決め付けず、押し付けず、待ってあげることも大切なんでしょうね。