すっとんきょうでゴメンナサイ

風の吹くまま気の向くまま

長男孫、一人でお泊り


先週の土日、次女のところの長男孫が一人でお泊りに来ました。


ママと皆で泊まったことはありますが、一人でお泊りは初めて。
以前から「お泊りしたい」と言っていたのが実現しました。

お兄ちゃんと同じ事をしたがるすぐ下の弟が「僕も泊まりたい」と言いましたが
「おねしょをするからダメ」とママに却下され、今回は諦めました。


小学生になった長男孫。

ばあば的にはそれなりに成長していると思っているのですが
娘たち親の目にはまだまだ赤ちゃんの我儘息子のようで
お泊りするにあたり、迷惑や厄介をかけるだろうことへの心配があったようです。


それがですねー

想定外と言ってはアレですが(^▽^;)


結論から言えば

親の心配は杞憂に終わったというか

長男孫の成長をたくさん見せてもらえたのでした。


「お手伝いする」と、ミニトマトを一つずつ丁寧に洗い
ブロッコリーと合わせてサラダを4皿
センス良く盛り付けてくれました。


ベランダに置いてあるプランターの花に水やりをする際
ばあばの言うことをきちんと聞き
下の階に水を落とさないように注意深く出来ました。


人の話をきちんと聞き、正しく理解し
丁寧に注意深く行動したことは彼の確かな成長です。


又、お風呂でのこと。

最近、お風呂の前は「まだ入らない」とひと悶着なのだとか。

それが、じいじに「お風呂入るよ」と言われると
自分のバッグからパジャマと着替えを出し「ハーイ」と良いお返事。

脱いだ服を自らビニール袋に入れさっさとお風呂に入りました。


実は2年程前、お風呂でじいじと揉めて大泣きしたことがあり
ママは少し心配していました。

その時はじいじの言うことが聞けず、我儘を炸裂させたのです。


今回、ばあばも(どうかな…?)と思い、外から様子を伺っていたところ

「○○したい」という長男孫に対し
「それはダメ」とはっきり言うじいじ。

ああ、少しは許してやればいいのに
また、泣いちゃうかもと、浴室の外で思うばあば。


ところが、折れたのは長男孫の方。

「うん、わかった。じゃあこれは?」


その後、どうなったかはわかりませんが
特に大騒ぎも大泣きもなく

自分で濡れた体を拭き、下着とパジャマを着て気分良く出て来た彼でした。


好奇心の塊ですから、滅多に入らない我が家のお風呂で
多分、あれやりたい、これ触りたいがいっぱいあったと思います。

それでも今回は、何とか欲求を抑え、じいじの言うことをきくことが出来ました。

これはもう、大いなる成長です。


夜、ばあばとオセロをして、負けた長男孫。

(彼がオセロ上手だったので、つい手加減せず普通にやっていたら勝ってしまったのです。そりゃそうですよね(ーー;))


負けず嫌いの彼にとって、ゲームに負けるのは本当に辛く、ゼッタイ避けねばならぬこと。

以前の記事でも紹介したことありますが
負けが決まる直前に進行を止めたり、ゲームごと放棄したり壊したり。
誰かのせいにして泣くことも度々。

自分の家では今でもそんな調子なのだそう。


ということを後で娘に聞き、驚きました。


今回、ばあばに負けた時の彼は
言い訳もせず、誰を責めることもなく、まして泣くこともなく
粛々と結果を受け入れているようでしたから。


スゴク悔しかったと思うけど、それを胸の内に隠して
お片付けまできちんとしたんだなぁと思うと
長男孫の精一杯の成長に、ちょっと泣けてくるばあばです。


……………


もしかしたら、小学1年生ならそんなこと当たり前に出来て
全然大したことないのかもしれませんね。


でも、
人と比べればそうなのかもしれないけど
彼は少し前の彼より成長している。

それは確か。


少しずつだったり、遠回りだったりしても、人は成長するんだなあと
長男孫は教えてくれました。


お泊りに来てくれて、ばあばは嬉しいプレゼントを貰った気分です(´▽`*)



ま、

初めての一人でのお泊りに
長男孫は小さいなりに緊張し、良い子でいようと頑張ったのもあるでしょう。


次回は緊張も解け、本領発揮しちゃうかも(;^ω^)




カワイイ妹💕愛が溢れギューと抱き締め過ぎて泣かれること多々あり^^;


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