すっとんきょうでゴメンナサイ

風の吹くまま気の向くまま

今さらですが、阪神タイガース日本一おめでとう!

 

すごーく今さらながら、一応書いておきたい。

後々、振り返った時、ああそうだったなあと思いたいので。

 

阪神タイガース、18年ぶりのリーグ制覇

そして、38年ぶり二度目の日本一

おめでとう!良かった!!

ホント、今さらですが^^;

 

今回、日本シリーズでの阪神オリックスの戦い。両者とも最高だった。

ヒリヒリする中での投手陣の素晴らしいピッチング。

それを助ける守備陣のナイスプレー。

さすが、共にリーグ制覇しただけのことはあるなといちいち納得。

勝って、負けて、負けて、勝って、勝って、負けて、結局第7戦までもつれ込んで。

3対3で迎えた最終戦

もちろん早く決まれば(つまり阪神の日本一が決まればですが)それに越したことはないのだけど

こんなに面白いシーソーゲームを私たちファンに見せてくれること、両軍の選手たちに感謝すら覚えて

こうなればもうどちらが勝ってもきっと満足するんじゃないかと思えたりもして

終戦はドキドキがありつつの、反面静かな心持ちで観戦した気がする。

 

打線が上手く繋がり、大量リードで迎えた最終回。

日本一が決まった瞬間は自分でも意外なほど冷静だった。

でも心の中は何か温かいもので満たされ、しみじみと喜びに浸った。

オリックスという素晴らしいチームと目一杯戦って勝ち切った阪神の選手たちが誇らしかった。

 

 

前回、1985年の初めての日本一の時のこと、よーく憶えている。

その何年も前から「ダメ虎」「アホ虎」と虎ファンも含めた世間から散々に言われ続けた年月。

アカン子ほどどうしようもなく可愛いの心境でヤジを飛ばしながらも応援し続けた日々。

親の代からの阪神ファンで、しかし阪神が負ける姿ばかりを見て来た身には、阪神がよもや日本一になれるとは正直言えばこれぽっちも思っていなくて。

 

そんな中、1985年のあの日、バース、掛布、岡田の三連発ホームランにどんなに狂喜乱舞したことか。

その後もその強力打線をもってして、負け試合もひっくり返す勢いで勝ちをもぎ取ってきた。

タイガースカラーのメガホンを叩きながら、テレビのこちら側で六甲おろしを何度も歌った。

そしてリーグ優勝、2リーグ制になってから初の日本一になった時、冗談じゃなく私は大泣きした。

こんなことがあるのかと信じられなくて、嬉しくて嬉しくて感動で震えたのだった。

 

 

その時と比べれば、今回の日本一の瞬間は少しは余裕があったのかな。

もちろん38年ぶりだから、待って待っての日本一なのだけど

シーズン中の彼らの戦いぶりを思えば、なるべくしてなったとの思いも湧いて来る。

(ええ、結果勝ったからこそ言えるわけでして、おこがましくてスミマセン^^;)

 

「ダメ虎」の時代を知る自分には今の選手たちは頼もしい限り。

若手が溌溂と活躍し、ベテラン勢と共に堅実に勝ちを積み重ねて来た結果がそこにある。

打撃も良かったが、何より守りが良かったと思う。投手陣の頑張りを支えた。

打席では四球をよく選んだ。

バントを成功させ、一つ一つ進塁させた。

そんな地道なプレーを丁寧に繰り返した先に1点があること、

そしてその先に日本一があったことを選手たちは見せてくれた。

 

それは岡田彰布監督が作り上げた「岡田野球」が成功したということでもあるだろう。

そういう意味では、岡田監督こそ阪神タイガース日本一のMVPと言えるのかも。

 

 

ところで、岡田監督。

ああ見えて(と言っては失礼かな?^^;)かなりキレ者なのではないか。

大阪のおっちゃん丸出しの語り口でのらりくらり言いながら脳内はクール、

ゲームの采配は緻密且つ大胆、

選手たちへのフォローやマネージメントも繊細で抜けが無い、

と考察する。

 

今年3月のWBCで日本代表チーム監督だった栗山英樹氏の指揮官ぶりが当時非常に評価されたが

いやいや、岡田監督のそれも全然負けていないと思っている。

 

 

(わかったようなことをエラそうにあれこれと言いました。虎ファンの方々にも、もしかしたらご気分を害されたかもしれません。どうかご容赦くださいましm(__)m)

 

 

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