3月というのにちっとも暖かくならず
一昨日は雪まで降りました
「春分の日」でお彼岸の中日だった昨日は穏やかな晴れ
お墓参りの人出も多かったのでしょうか
道があちこちで渋滞していて
スーパーに行けば店頭に墓参用の切り花がたくさん並んでいました
「暑さ寒さも彼岸まで」がギリギリその通りになったかな
今日はもはや春と言ってもいいような暖かさで
そうなれば花粉症がいよいよ辛い時季でもあるけれど
何やら浮かれ気分になって目的地までドライブがてら遠回りをしちゃいました
この辺りの桜はまだだけど
この調子だと蕾の膨らみも進みそう
テレビで気象予報士さんが言っていたみたいに
来週早々には東京の桜の開花宣言が出るのかもしれません
その時は寒い日が続いていたからそんなのゼッタイ無理でしょうと思っていたけど
夫の実家の事や末娘の引越しなど少しずつ進んでいます
いろいろ悩ましかったり面倒だったりで大変だなあと思うわけですが
今日の様な春めいた陽射しを受けると明るく前向きな気持ちになりますね
🌸🌸🌸
映画『ウィキッド ふたりの魔女』観ました
2024年製作/161分/アメリカ
日本での劇場公開は2025年3月7日
名作児童文学「オズの魔法使い」に登場する魔女たちの知られざる物語を描き、2003年の初演から20年以上にわたり愛され続ける大ヒットブロードウェイミュージカル「ウィキッド」を映画化した2部作の前編。
後に「オズの魔法使い」に登場する「西の悪い魔女」となるエルファバと、「善い魔女」となるグリンダの、始まりの物語を描いたファンタジーミュージカル。
魔法と幻想の国・オズにあるシズ大学の学生として出会ったエルファバとグリンダ。
緑色の肌をもち周囲から誤解されてしまうエルファバと、野心的で美しく人気者のグリンダは、寄宿舎で偶然ルームメイトになる。
見た目も性格もまったく異なる2人は、最初こそ激しく衝突するが、次第に友情を深め、かけがえのない存在になっていく。
しかしこの出会いが、やがてオズの国の運命を大きく変えることになる。(「映画.com」より)
名作「オズの魔法使い」は読んだことはないですが、何となく知っています
少女ドロシーと愛犬のトト、脳みその無いカカシ、心の無いブリキ男、臆病なライオン
そして、良い魔女と西の悪い魔女が登場する
長女が小学4年生の時、担任の先生の指導で、クラス全員でミュージカル仕立てで「オズの魔法使い」を私たち保護者に見せてくれました
セリフとか、なかなか深い内容だったと記憶しています
『ウィキッド』はドロシーがオズの国に迷い込むずっと前に遡り
この国で最も嫌われた“悪い魔女”と最も愛された“善い魔女”の出会いと友情、別れをふたりの視点から描いた物語です
誰よりも優しく聡明だったエルファバが
どうして“悪い魔女”と呼ばれるようになってしまったのか
今回公開の前編でその理由(きっかけ)を知ることになります
後編は2025年11月に全米公開の予定
日本公開日は未定だそう
ただ、後編を観なければこの物語は宙ぶらりんも甚だしい
グリンダと別れたエルファバがその後“悪い魔女”と呼ばれながら何を考えどう行動したのか
そしてグリンダは?
「オズの魔法使い」での“悪い魔女”の最期を考えれば
ドロシーや他のキャラクターも当然登場すると思われます
『ウィキッド』2部作のラストがどの様に描かれるのか
その時のエルファバを想像すると既に切ないですが
実は、劇団四季のミュージカル『ウィキッド』を以前観たことがあります
その際、エルファバ役の俳優さんのド迫力の歌唱にめちゃくちゃ感動しました
『ウィキッド』が映画になると知り
あの時のあの歌を聴きたいと強く思いました
もちろん演じる人は違いますが
果たして、
エルファバを演じるシンシア・エリボの歌、素ん晴らしかった!
劇中に登場する楽曲はほとんど生歌だそうで
キャストたちが演技をしながら歌唱していたとのこと
スゴイなあ~~
もちろん、アリアナ・グランデの歌も最高!
そして可愛い💕
第97回アカデミー賞では美術賞と衣装デザイン賞の2部門で受賞しました
ストーリーのここかしこに美しい色彩が弾け広がり
カメラワークにワクワクさせられます
これは映画ならではですね
エルファバやグリンダを始めとするキャラクターの衣装も魅力的でした