すっとんきょうでゴメンナサイ

風の吹くまま気の向くまま

二日続けて映画館へ


二日続けて映画を観ました。


一つは

タイタニックジェームズ・キャメロン25周年3Dリマスター』



日本歴代洋画興収No.1&アカデミー賞歴代最多受賞、全世界が恋に落ち、 陶酔した不朽の超大作が、この冬バレンタインに、ジェームズ・キャメロン監督の手によって美しく一新された3D映像で、期間限定で再び映画館の大スクリーンに甦る。
別次元の臨場感で描かれる極限のパニック&サバイバルと身分違いの恋に落ちる2人の運命を描く不朽のラブストーリー。
スペクタクルとエモーションが完璧なまでに融合した究極の映画体験。
<世紀の愛>を<永遠の感動>へと昇華させる『タイタニック』の新たな航海が始まる_ (公式サイトより)


1997年の初公開当時、日本でも大ヒットし約1年に渡るロングラン上映となったそうです。

その時、私は映画館では観ていません。
育児にいっぱいいっぱいだったし
それを押してまで観たいという思いも無かったのです。

その後、テレビ放映されたのを観たのが最初の出会い。
どうして映画館で観なかったんだろうと悔やむほど、痛く感動したものです。


そして今回。
3Dリマスター版に実はそれほど惹かれなかったのですが。
内容は同じでしょうと思ったりして。

ところが2月23日までの期間限定上映と知り
急に焦ってその日のうちに観に行った次第です(“限定”に弱い^^;)


2回目で、少しは感動も薄まるのかと思いきや
やっぱり改めて大感動でした。

主題歌「My Heart Will Go On」の、あのメロディーが流れると
どうしたって高まる情感で
涙と鼻水でマスクがぐちゃぐちゃになるほど。

3Dも良かった。
前回はテレビ画面だったので、改めて大きなスクリーンで観た『タイタニック』は大迫力でした。


多くの方がご覧になっていて、あらすじなどは周知のことでしょうが
もしかして未だ観ていなくて、これから観ようと考えておられる人に一切のネタバレはしたくないので
その中身のここかしこに向かう自身の思いの丈を述べるのは控えようと思います。(ホントは語りたい!)


史実に基づくエピソードはもちろん
レオナルド・ディカプリオ演じるジャックとケイト・ウィンスレット演じるローズのラブストーリーを
ご自身の感性で、目を凝らし見届けてもらいたい。


ストーリーの過酷さに、突き刺さる痛みや切なさをいくつも味わいながら
私は最後にほのかな希望に少し救われる思いもしました。


その希望とは
過酷な運命に最後まで立ち向かおうとしたジャックとローズの強固な愛なのかもしれないし

生きようとするローズの強い意志に希望を感じたのかもしれない。


ディカプリオも良かったけれど
ローズ役のケイト・ウィンスレットが本当に素晴らしかった。

自分にとってこの映画の一番の感動ポイントは
ローズの愛と勇気と逞しさに間違いなく。


🎦


翌日、朝から都内に出かけて観たのは

『いつかの君にもわかること』


余命わずかなシングルファーザーが息子に遺す<新たな家族>とは――
実話から生まれた希望と感動の物語


窓拭き清掃員として働く33歳のジョンは若くして不治の病を患い、残された余命はあとわずか。
シングルファーザーとして男手ひとつで4歳のマイケルを育ててきた彼は、養子縁組の手続きを行い、息子の“新しい親”を探し始める。
理想の家族を求め、何組もの“家族候補”と面会をするが、人生最大の決断を前に進むべき道を見失ってしまう。
そんな彼は、献身的なソーシャルワーカーとも出会い、自分の不甲斐なさに押しつぶされそうになりながらも、息子にとって最良の未来を選択しようとするが……。 (公式サイトより)


名匠ウベルト・パゾリーニ監督が実際の記事から着想を得たそうです。


静かに、ある意味唐突に物語が始まります。
重いテーマのはずが、それをことさら説明しようとするセリフや映像は少ない。

淡々と親子の日常を映し
物語の流れを掴み切れないでいる自分に
父と息子の表情が少しずつ伝えてくれる。


言葉を多く持たない幼い息子の
でもきっと多くを知っている訴えるかのような表情と
彼なりの意思表明に
何度も胸が締め付けられました。


ラストシーンにはやられたなぁ…ಥ_ಥ


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そして拓郎さんの語ったことは…『オールナイトニッポン』


「大好きなオールナイトニッポンに呼んでいただけて嬉しいなあ!」

初っ端から
何事も無かったかのように
つまり自分から言い出した引退だけど、そんなことは全然関係なく
喋り飛ばす拓郎氏


ああ、やっぱりねと嬉しいけれどちょっと肩透かしを食らった気分…⊙.☉

だって、久しぶりの拓郎に身構えてたから

だけど、ちっとも変わらないんだよなあ

そうか、対外的な音楽活動は終了したけど
こういうことには普通に登場してくれるんだ(;^ω^)


ゲストは篠原ともえさんと奈緒さん

自分は「吉田拓郎」では無く、たっちん

たっちんともりんなあたんの『オールナイトニッポン』だそうだ


振り返り今思うのは
人生はいきあたりばったりでやってみないとわかんないってことだな


オープニング早々、何やら深そうなことを言うので
何を言ってくれるのかと耳をそばだてるけど

その話はそれだけで終わり

呆気ないくらいいつも通りの「オールナイトニッポン」が始まった


憧れた人やファッションの話題、あの時の自分に言いたい事など

(ちなみに、体が弱くて小学校にもあまり行けなかった拓郎の子ども時代
憧れたのはお相撲さんだったそう)


奥さんの佳代さん(森下愛子さん)の話もいつものように出て

そうそう、何故たっちんなのかというと

佳代さんが夫である拓郎に送るはずのメールが
間違えて篠原ともえちゃんに届き
その内容が

ねえ、たっちん
いまなにしてる?
きょうもあいしてる

だったとか


オレも愛してると応える
ウチの夫婦関係は憧れてもらっていいよ

臆せずのたまう拓郎氏に、 ㄟ( ▔, ▔ )ㄏ(←言葉を失うの絵文字)


これから(の人生)どこへ行く(向かう)のかをゲストの二人に尋ねる

「では、拓郎さんは?」と問われて


佳代と相談して決めます
今、楽しい
前とは違う楽しみ方がある
それは長く生きてみないとわからない
だから、生きてみなさい


やってみないとわかんない
生きてみないとわかんない

頭の中であれこれこねくり回していないで、ということかな


拓郎の最後の言葉は

自分が一番正直に生きるにはリタイアしかなかったんじゃないかと思った


一番正直に生きるにはリタイアしかないという言葉に
どうして?とその瞬間、寂しさでいっぱいになったが

拓郎には自分に正直に生きることを教えてもらい
それで自分自身が解放され救われてきたことを思い出せば

ならば仕方ないよなと納得するしかない


宙ぶらりんな自分の思いも
ようやく少し着地した気がする


*****

でも、

この感じならまた何処かで拓郎に会えるかも(*´ω`*)

そう言えば、KinKi Kidsの二人にも
LOVE LOVE あいしてる」のハワイロケをやってオレを呼んでくれ、と頼んでいたし(笑)


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拓郎さん『オールナイトニッポン』に再登場⁉


ニッポン放送の深夜ラジオ『オールナイトニッポン』の55周年を記念し
2月17日午後6時から19日深夜1時にかけ放送される
オールナイトニッポン55周年記念オールナイトニッポン55時間スペシャル』
拓郎が出演するとのネットニュース


公開されたタイムテーブルによると
拓郎が出演する時間は
2月18日午前11時~

うっかり忘れないように手帳に書き記した


まさにファンの鑑のようだが
彼の最後の『オールナイトニッポンゴールド』をすっかり忘れ、聴き逃している
それも2ヶ月続けて(月イチの放送だった)


なので
昨年末、アーティスト活動に終止符を打った拓郎が
お終いに何を語ったのか全く知らない


これでもファンだ
それも半世紀近くの


すっかり忘れて、というのは嘘だ

忘れないようにいくらでも対処できたが
それをしなかった

心の奥底では
彼の最後のラジオを聴きたくなかったのかもしれない


何よりも音楽を通して
そして、これまでのラジオやテレビの中で
彼からはもはやたくさんのことを受け取ってきた

だからもういい、という自分の中のへそ曲がり


拓郎のことだから
ことさら何かを語ろうとしなかったのかな

それでも
彼の最後の言葉は何だったのだろうと考えたりする

後悔ではないけれど
何か宙ぶらりんな感じ


拓郎の言葉をもう一度聴いて
納得しようと思っている


……………


昨日、車の運転をしながら流れて来た「春だったね」

「落陽」と共にライブでは大盛り上がりの曲だった


ドライブ感満載のイントロが流れ出すや否や
私たちは一斉に立ち上がり歓声を上げた

拳を突き上げ、激しく手を打ち鳴らした

自分などはあまりにも強く手を叩くもので
たいてい翌日、親指の根元が内出血していた


熱量さえも蘇るライブの記憶が
今もなお自分を幸せにしてくれることがしみじみと嬉しく

拓郎はそうしてこれからも自分の中に残り続けてくれるのだと
改めて思うのだった

僕を忘れた頃に
君を忘れられない
そんな僕の手紙がつく



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『ミスタームーンライト~1966 ザ・ビートルズ武道館公演 みんなで見た夢』


『ミスタームーンライト~1966 ザ・ビートルズ武道館公演 みんなで見た夢』



朝一番で観てきました。

1966年6月に日本武道館で行われた「ザ・ビートルズ」来日公演。
その開催までの道のり、ビートルズが日本の音楽界に与えた影響などを、さまざまな証言から検証していくドキュメンタリー。


わずか8年足らずの活動ながら、世界中を熱狂させ、今なお高い人気を誇る「ザ・ビートルズ」は、1966年6月に初来日を果たし、6月30日から7月2日、計5公演のライブが日本武道館で開催された。
ビートルズ武道館公演はどのようにして実現したのかを、当時の裏側を知る、ビートルズ担当ディレクターらスタッフや関係者、その熱狂を直接感じた加山雄三黒柳徹子らの証言で検証。
さらに当時はまだ生まれていなかった井口理、奥田民生峯田和伸らのコメントを交え、ビートルズが日本音楽界に及ぼした影響を考察。
当時の貴重な映像と、総勢50人以上の証言から、日本におけるビートルズ史をひも解いていく。(「映画.com」より)


未知だった「ザ・ビートルズ」の歌を日本に知らしめようとした人
それまでの日本には無かった「ザ・ビートルズ」の歌に衝撃を受けファンになった当時の若者たち
ザ・ビートルズ」武道館公演を成功させるべく関わった多くの人たち

そんな人々へのインタビューや当時の映像が次々と流れ
公演開催までの道のりを検証していく様は
まさしくドキュメンタリー映画


もともとノンフィクションやドキュメンタリーは好きだし
非常に興味深く観ることが出来ました。

あの頃まだ子どもで「ザ・ビートルズ」の騒ぎから遠いところにいた自分でもそうだから
近いところにいたお兄さんお姉さん方には更に興味深いかも。

へえーー、や
ふ~~ん、が
あちこちにありました。


ただ、

大好きなビートルズの歌が聴けるとも(勝手に)思っていたので
そんなに聴けなかったのは正直残念でした(;^ω^)


クイーンの映画『ボヘミアン・ラプソディ』のあの感じとは全く違う。(そりゃそうだと後で思いましたが^^;)

例えば、NHKの『アナザーストーリーズ』みたいな感じ、かな?


エンドロールの映像の中で
「あなたの好きなビートルズの楽曲は?」に一般の老若男女の方々が答えておられました。

「Yesterday」
Hey Jude
「Let it Be」
「Help!」
「She Loves You」
「A Hard Day's Night」
……………


他にもいろいろ出ましたねー。

何しろ名曲ばかりですから
一つ選ぶのは本当に難しい。

どれもこれもイイわけで。


うんうんと聞きながら、自分の中でふと浮かんだ 「In My Life」
挙げていらっしゃる人もいました。

心の底から癒してくれるメロディがたまらなく好きなのです。

There are places I remember

で始まる歌詞の「リーメンバ♪」のところでいつもキュンとします。



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何を手作りするかは“母の味”が影響する?


今週のお題「手づくり」


ずい分前の話だが、

とある情報番組の料理コーナーで麻婆豆腐の作り方を紹介していた。

手作りの麻婆豆腐がどうも美味しく出来ないので教えて欲しいという
うら若き奥さまからの要望に応えてのものだった。

既に古い奥さんになっていた私は、自慢じゃないが麻婆豆腐は“○美屋の素”を使っていたので
手作りをなさるというお若い人の心意気にまず感心。

寝そべって観ていたところを起き上がり、共に教えてもらうことにしたのだった。


その時のレシピがこれ。

材料……豆腐1丁、豚ひき肉100gくらい、ニンニク、ネギ
調味料……豆板醤、テンメン醤、粉唐辛子、粉山椒、ラー油

① さいの目に切った豆腐を沸騰したお湯に塩をひとつまみ入れた中で下茹でする。その後、ザルなどに広げてあら熱をとっておく。このひと手間で豆腐の臭みといったものがとれるそうだ。また、塩で茹でることで豆腐が崩れにくくなる。

② 先ずひき肉をしっかり炒める。しっかり炒めることで肉の臭みをとる。出た余分な油はキッチンペーパーなどで拭き取る。

③ ②に、叩いてつぶしたニンニクのみじん切り →豆板醤・小さじ2 →テンメン醤・大さじ1 →粉唐辛子・小さじ1 →酒・大さじ1 →スープ・200cc →醤油・小さじ2 →砂糖・小さじ1を加える。その際、しっかり炒めながら味を加えていくのが大切なようだ。

④ 豆腐、ネギのみじん切りを入れる。

⑤ とろみをつける。

⑥ ここで出来上がりかと思いきや、油(大さじ2~3)を加え、フライパンを揺すりながらさらに炒める。

⑦ ラー油、粉山椒を適当に加え、またまた揺すりながら炒めて、いよいよ完成。


まあ、こんな感じ。


そして出来上がりは……

想像以上に美味しかった!インスタントとはやはり違う。(そりゃそうか)

いや、それまでずっとお世話になり、それはそれで美味しく便利なインスタントだったが
こちらの方がやはり味わいはぐっと深く
プラス、豆腐を下茹でしたひと手間も味に反映していると思われた。

家族の満足度も上々で
その後、麻婆豆腐はこのレシピで作っている。




ところで、

どの料理を手作りするかはそれぞれ分かれるところのようだ。


以前、ミートソースを手作りすると言ったらとても驚かれたことがある。
自分にとってミートソースは手作りがフツーだったので、驚かれたことに内心驚いた。

しかし、その友人は麻婆豆腐は手作りがフツーだと言い
当時、インスタントの素で作っていた私に、簡単だよ~とちょっと呆れたように言ったものだ。


ジャガイモを貰っていただいた近所の方がお返しにとたくさんの手作りコロッケをくださり
熱々のその美味しさに家族中で感動したことがある。

我が家は餃子は絶対手作りだが、コロッケは惣菜コーナーで並んでいるのを買う。

そのご近所さんはコロッケは買ったことが無いが
餃子は惣菜コーナーで買うのだとおっしゃっていた。


自分の場合、
自分が育ってきた食の環境、つまり母がそうしてくれたように自分もそうしていることに気づく。

母もミートソースや餃子は手作りで、麻婆豆腐は“○美屋の素”、コロッケはお肉屋さんで買っていた。


恐るべし、“母の味”。 影響力大なのだ。


(※以前の記事を加筆修正し投稿しました)

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