昨日は5月末に亡くなった父の四十九日法要でした。
ところが、お坊様がすっかりお忘れになっていて。
そんなことってあるんだ~( ゚Д゚)とある意味感心してしまったワタシ。
兄夫婦は「やっぱり確認の連絡せなあかんかったな(~_~;)」
30代かとお見受けする若くイケメンなお坊様は、愛車のプリウスで15分遅れの到着。
(おそらく爆走されたかと思われる)
「遅れまして申し訳ありません💦」と走り込んで来られ
袈裟をかけるのもそこそこに読経が始まりました。
祭壇に飾られた父の写真。
義姉が選んでくれたピンクのセーターを着て、いい笑顔です。
愛嬌とは程遠い、しかめっ面の写真ばかりだった父の
唯一、穏やかに微笑んでいる写真を兄が見つけてくれて
それが告別式の際の遺影にもなりました。
実際の父はふざけたことを言っては人を笑わせたり自分も大笑いしたり。
特に家族だけの時はそうで、私には父の笑顔は当たり前でしたから
そんな父を思い出して心が和みました。
最期、しんどい思いをたくさんして苦し気な表情ばかりでしたが
今は苦しさから解放され笑顔でいてくれると思えて
もはやあの世の人のことなれど、安堵するのでした。
兄の家の廊下に設置している足元灯には人感センサーが付いていて
夜、人が通ると自動的に明るくわけですが
法要の前夜、誰も通ったはずのない時間に灯りが点いたそうです。
「あれは親父が別れの挨拶に来たんやと思う」と兄。
父が亡くなり四十九日を迎えるまでの間
7日ごとにお経をあげ父が極楽浄土に行けるよう祈ってくれた兄夫婦に
父も感謝して旅立ったことでしょう。
ところで、
母の時と比べてお経が長くなかった?というのが参列者一同の感想。
若くてイケメンのお坊様、遅れたことのお詫びもあっての
お経増し増しでサービスしてくださったのかな(´▽`) 有難いねぇって。
結果、
開始時間が遅れた上に所要時間が想定を超えた為
その後の会食の予約時間に間に合わなくて大雨の中大慌て、ということもありましたが
それでも、無事父を送ることができ
兄夫婦とも父の思い出を語りながらしみじみと過ごせて
ホッとする思いで満たされた四十九日の法要でした。
行きの高速道路SAで
親鳥が来ると一斉に口を開けて大きな声で囀りますが
そうでない時の押し黙りぶりが妙に可愛い(笑)
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