今日は全国的に春の嵐の予報でした。
私の住む辺りも朝方までは雨が降っていたようですが
ただ今、穏やかな晴れとなっています。
風もさほど強くなく、暖かな昼下がりです。
窓から見える梅の木に真っ白な花がたくさん咲きほころんでいます。
近くに寄って見ると、まだ蕾も半分ほどあって。
固く閉じた小さな姿は明るく開いた花たちの傍で、その時を今か今かと待っているよう。
花と蕾の競艶もなかなか乙なものです。
ところで、
梅の花には桜とはまた違った愛おしさを感じます。
まだまだ寒い中、
花びらを一つまた一つと開いて私たちの目を楽しませてくれる健気さに
時に胸を打たれるのです。
なーんて、
梅の花にはそんな感慨、思いも寄らないことなのでしょうが。。
梅の木には様々な鳥たちが集まってきて、それはそれは賑やかです。
梅にウグイス、とはよく耳にしますが
実際は、梅にメジロであることが多いようです。
ということで、いました！
メジロくん
一年前の３月３日。
インコのろくが寿命を全うして亡くなった際
毎年梅の花が咲いたら思い出すねと、この木の下に埋葬しました。
あの時そう願ったように
たくさんの友だちのさえずりを聴いて、ろくもきっと寂しくないでしょう。
春の訪れにウキウキとしているのではないかしら。
