すっとんきょうでゴメンナサイ

風の吹くまま気の向くまま

この一ヶ月のこと

 
二月となりました。
今日は節分、明日は立春
春は名のみの風の寒さや、の歌のように
まだしばらくは寒い日が続くのでしょうが
小寒だの大寒だのを乗り越えて
「春」という字を迎えると
あと少しだよと励まされ、嬉しくなります。
超寒がりなものですから。

この後、雨水啓蟄春分へと。
ああ、こうして字を見るだけで
じんわりじわじわと暖かさが近づいてくるようです。
自分的には啓蟄の頃
そして、奈良東大寺二月堂のお水取りの様子がテレビなどで観られるようになると
いよいよ春がやってくると毎年ワクワクするわけです。

実際のところ、
私の住む辺りでもう春だとしっかり実感するのは春分の頃でしょうか。
暑さ寒さも彼岸まで、という言葉が実に当てはまることに毎回感心しています。


昨年末からこの一月中は本当に忙しい日々が続きました。
親たちの介護に飛び回る。
その合い間にミュージカルやコンサートを観に行く。
遠方に暮らす娘が一年九ヶ月ぶりに帰って来て二泊するのでその準備。
それらがギュッと詰め込まれた日々でした。
目の前にある今日一日の予定をこなすことに集中して
ある意味自転車操業のように毎日を送り出していったら
今日という穏やかな日を迎えられた。
今、そんな心境です。
(例によって、少々大げさ

親たちはとりあえず元気。
義母の体調は良好で、実両親も新天地でますます順応してきている。
介護の合い間にミュージカルやコンサートにも行け、たくさんの感動を貰えた。
久しぶりに会った娘は相変わらずパワフルで
一緒に来た彼氏を思うがままに振り回しているのがやや心配だけど
その彼氏がとても良い人だった。


そんなことを振り返って
今、しみじみ有難いと思います。


実は、今年、初詣のおみくじ、大凶でした。
人生初です。
一緒に行った娘たちは大吉。
「大凶があんたたちでなくて良かった」と強がりましたが
内心、けっこうショックだったのです。

今在る状況を思いつつ、大凶かぁ・・と。

これ以上何が有るの・・?、と。


でもまあ、とにもかくにも
一月、無事に過ぎました。
忙しく、心身共に疲れたのは事実だけれど、大凶ではない。


二月もまた、今年の目標として掲げたように
淡々と目の前の一日を過ごしていこうと思います。





劇団四季オペラ座の怪人  新名古屋ミュージカル劇場にて


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出演者の圧倒的な歌唱力に身も心も震えまくりました。
もちろん、そもそも才能に溢れた方々なのでしょう。
しかし、それに甘んじることなく
一体、どれほどの不断の努力をなさってきたことか
我が身に鞭打つ厳しい修練をされてきたことかと
激しい感動の中で思いが駆け巡り
自ずと涙が頬を伝いました。


も一つ、おこがましい事を言わせてもらえば
人間はここまで努力し進化することが出来るのだなぁということに
その立つ場所が全然違うことは分かっていても
励まされる自分なのでした。





そして、念願の

中島みゆきさんコンサート 「一会」  東京国際フォーラムにて


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力強いみゆき節が圧巻!ぐいぐい心を持っていかれます。
語りかける歌声には瞬く間に歌の中の主人公に感情移入する自分がいて。

「夜会」は一度行ったことがありますが
いわゆる歌主体のコンサートは初めて。
彼女の歌声を生で十分に実感し堪能できたことが
今の自分にとって何よりもの幸せに思えました。

やっぱり素敵です。素晴らしいです。

ありがとう!でした。