すっとんきょうでゴメンナサイ

風の吹くまま気の向くまま

君に幸せあれ

 

気温35度超え、40度に届かんとする日々が続いています。
本当にどうしたのかしら、もういい加減にして欲しい
と思わずにいられません。
関東地方に住む自分は
それでもエアコンの中で暑さから逃れることができますが
今回の豪雨で被災された西日本の方々は
この猛暑の中、
どんなにご苦労やお辛さを味わっておられることかと胸が痛みます。
 
一日も早く、少しでも早く、復旧が進みますように。。
そして、くれぐれもお体、大切になさってくださいますように。。
 
 
 
 
先週末、母の四十九日の法要が行われました。
遺影の母はしわくちゃながら満面の笑み。
生前を思い出し、懐かしく微笑ましい気持ちにさえさせてくれます。
いつもそうだった様に明るく前向きに
極楽浄土へ旅立ったことでしょう。
どうぞ、其処で幸せにね。
そんなことを思いました。
 
 
その前々日、
長渕剛氏のライブに行って来ました。
 
ほとんど同世代であり、自分にとってデビュー当初から注目する存在でした。
歌はもちろん、ラジオも一時期よく聴いていましたし
その後、俳優としても魅力的な一面を見せてくれるなど
常に刺激的なパフォーマンスでその存在感を示してきた長渕氏。
 
今も彼がテレビなどで取り上げられると「お!」と釘付けになるのですが
実は、今の彼の歌はあまり知らないわけでして。
彼の初期の歌は我々世代にとっては
ある種青春のバイブルとも言えるでしょうし
今はカラオケの定番でもあるのでしょうが
最近の歌はあまり知らない。
そんな自分が行っていいのか。
彼のライブがどれほど熱いものか想像がつく中で
果たして自分はついていけるのか。
 
そんな不安を抱えながら
しかもたった一人で乗り込んだライブ会場でした。
 
しかし、
意外にもその同世代感に先ずは安心。
そりゃそうだった。
昔っからの熱いファンなら同世代。
いい感じにシワが刻まれた面子が集う。
長渕剛ばりに決めた、でも顔はおじさん(もしくはおじいさん)。
フツーのおばさんファッションで長渕タオルを首に巻くおばさん。
 
汗と加齢臭がミックスして
いい感じにリラックスした空気が漂う中
会場のあちらこちらで「ツヨシーー!」の声が掛かり
やがてウエーブと彼を呼ぶ拍手。
いよいよその時を迎えたのでした。
 
 
やはり、知っている歌は少なかった。
それでも彼の歌声と演奏に身も心も踊らされ、汗だく。
最後には拳を突き上げ叫んでいました。
 
 
アンコールで皆で歌った『乾杯』
 
西日本で豪雨の被害に遭われた人たちに向けて祈ろうとの
長渕氏の言葉。
 
 
「君に幸せあれ」
 
 
そこに集まった人たちの精一杯の大きな声が会場に響きました。