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『ウエスト・サイド・ストーリー』~It's cool!


ブロードウェイ・ミュージカル 『ウエスト・サイド・ストーリー』
その日本キャスト版を観た。

1957年にブロードウェイで初演以来、60年以上を経ても愛され続けている不朽の名作。
1961年に公開された映画版は空前のヒットを記録。アカデミー賞では10部門の賞を獲得した。
シェイクスピアの『ロミオとジュリエット』に着想し、当時のニューヨークの社会的背景を織り込みつつ、二つの異なる移民の少年非行グループの抗争の犠牲となる若い男女の2日間の恋と死までを描く。
Wikipedia等を参照)


といったことは何となく知っていたが、実際にその物語を生で観るのは初めて。映画も観ていない。
ただ、「Tonight」を初めとする楽曲や、
“ウエスト・サイド・ストーリー”と言えばの独創的で印象的なダンスは、
これまでの人生で幾度となく耳にし、目にしてきたので、
何だかよく知っている気になっていた。

今回、
初めてにもかかわらず新たな気持ち、という不思議な感覚で観た『ウエスト・サイド・ストーリー』。
素晴らしかったーー!
楽曲も振付も、そのすべてが良かった。
60年以上も前のものなのに、今だに古びてなく斬新で先端を行っている感じ。
ドキドキ、ワクワクさせられる。
やっぱり、長い間愛され続けてきただけのことはあるなあーー。
さすが、アカデミー賞10部門を獲得しただけのことはあるわあ~~。
と、今さらながらミュージカルの金字塔とも言われるこの作品に熱い感動をいただいた気分。

そして、もう一つ素晴らしかったのは日本キャストの面々。
主役のトニーやマリアといった主要な役はWキャストで、
私が観た回は、トニー役は宮野真守さん、マリヤ役は笹本玲奈さん、アニータ役は樋口麻美さん。
皆さん圧巻の歌唱力で、その迫力に圧倒された。本当に凄かった。
ちなみに、宮野真守さんは以前から声優としても活躍。いわば声優界の若きスーパースター。
今、巷で人気のアニソン(アニメのソングですな)もたくさん歌われていて、その歌唱力は折紙付き。
我が家の(オタクな)娘たちも昔から大好きなのだった。
その他の皆さんも実に It's cool

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今度、映画版観てみようかな。
正直、他にも昔の“The名作”と言われているようなもの、意味もなく敬遠しちゃってたけど、
(いや、ホントに意味もなくだわ)
名作と言われる所以、きちんと確認してみようかしらん。