昨夜は久しぶりの吉田拓郎のオールナイトニッポンGOLD。
久しぶり感をことさら無視するかのようにいつもと変わらぬ拓郎節が始まる。
時に熱く、時にバカ笑い。言っちゃあ悪いけど好き勝手に喋る。
はまったかのように何度も同じフレーズを繰り返し少しクドイのは加齢のせい?
などと悪口を並べたようだが、決してそうではなく、それらを含めてそんな拓郎が好きということ。
「コンサートをやりたいと盛り上がっている」とまた言っていた。
昨年末のラジオでも言っていたが、いよいよ現実味を帯びてきている。
昨年5月から7月までの全国7か所ツアー。
これが最後になるかもしれないと他でもない拓郎さんが言うものだから、
皆、必死になってチケットを獲得した。
その争奪戦は凄まじかった。自分などは生活のほとんどがそれに明け暮れていた期間もある。
なのにもう、コンサートやるぞ!って言っちゃうんだ。
などと呆れてはみるのだけど、それらを含めてそんな拓郎が好きということ。
かなわない。
またきっと、チケットを求めておそらくかつてない程の争奪戦の中に飛び込むのだろう。
「これが最後」詐欺に喜んで引っ掛かりたい拓郎ファンの哀しき性である。
ファンの心を散々に弄んでおきながら、
全曲、吉田拓郎作詞作曲の楽曲でやりたーいとあっけらかんと夢膨らむ拓郎さん。
そして、これはどうしても歌いたいと最初に挙げたのが「どうしてこんなに悲しいんだろう」。
ううーーー!イイねえーーーー!!
ビックリした。一番好きな歌だ。
これはどうしたってコンサート行かねばなるまい。
神様、そして全国の拓郎ファンの皆様、私をコンサートに行かせてください!
他にも、
「たどりついたらいつも雨降り」
「マークⅡ」を最新のアレンジで
「野良犬のブルース」
「雪」ロックっぽく
「RONIN」
「王様たちのハイキング」、などを候補に挙げていた。
これが実現すれば最高のライブになるのはもはや間違いないだろう。
ちなみに、前回のオールナイトニッポンGOLD出演が昨年末のことだから、今回は2カ月ぶり。
意外にペースが早い。
4月からは月1回のレギュラーとなるそうだ。
コンサートへ向けてのプロモート活動と見るならば、ますます実現の可能性は濃厚と言えよう。
ところで、
拓郎自身が、最初から最後までライブを楽しめて心を奪われ続けたのはマイケル・ジャクソンだそう。
ステージ上のパフォーマンスに夢中になり、
映画『THIS IS IT』の映像は何度も観たし、今でも観る度に感動すると。
誰も見たことない彼に逢える。
2009年夏、ロンドンの02アリーナで開催されるはずだったマイケル・ジャクソン幻のコンサート“THIS IS IT”。本作は公演に向けて、創造力を進化させながらリハーサルを重ねていくマイケルの姿をとらえた貴重な舞台映像である。マイケル・ジャクソン・エステートの全面的サポートのもと製作され、09年4月から6月に至る100時間以上のリハーサルのなかで多くの楽曲&パフォーマンスが完成されていく様子を、時間の流れに沿いながら追い続けていく。シンガー、ダンサー、フィルムメーカー、プロデューサー、クリエーターとして完璧さを追求し、ファイナル公演に愛情を注いだ偉大なアーティスト、マイケル・ジャクソンの真実が永遠に甦る――(DVD解説より)
自分も『THIS IS IT』にはめちゃくちゃはまった。2009年10月に公開後、3回観に行った。
マイケル・ジャクソンがとにかく最高だった。歌もダンスもcool&beautiful!
自分と同い歳のマイケル。彼については悪意のあるものも含めていろいろ取り沙汰されることが多かったが、
これが本物のアーティストなのだと、改めて強く深く目に耳に心に刻まれたものだ。
そんな彼が若くして亡くなったことが心底残念で悲しかったこと覚えている。