すっとんきょうでゴメンナサイ

風の吹くまま気の向くまま

「わたしの推し」は拓郎さん


特別お題「わたしの推し

プロフィールにあるように吉田拓郎さんのファン。
大好きである。

実は「わたしの推し」という言い様には違和感がある。
彼はもはや、誰かに推されるとか、みんなで推そうとか、まして自分ごときが推すとか
そういったステージにはいない気がするが
まあこの際、わたしの推し」は拓郎さん、と言ってみる。

……………


高校生の頃からなので45年?46年?47年??
いやはや半世紀近くにもなろうとしている。


レコードを毎日のように聴き
彼がパーソナリティの深夜ラジオを毎週聴き
コンサートにも行った若かりし頃。


結婚し育児に奮闘していた頃は
彼の音楽やラジオ番組をゆっくり聴く余裕が無かった。
そんな中、まだ幼い娘たちを夫に預けコンサートに行ったことがある。
以前と比べ何だか変わったように思えた彼の音楽が
少し遠いものになった気がした。

代わりに、
KinKi Kidsと共演したテレビ番組LOVE LOVE あいしてるは毎週のお楽しみだった。
テレビが大嫌いだったはずの“たくろう”
50歳を迎え、テレビの中でアイドルの少年たちとまあまあ上手くやってる感じが
ヒヤヒヤしながらも微笑ましく愉しく
何より週に一度、彼の顔を見られることが嬉しかった。


時を経て、50代から60代に突入し
自分の時間がゆっくり取れるようになると
再び彼のラジオ番組を聴き、コンサートにも参戦するようになった。
幸運にもチケットをゲットできた2014年、2016年、2019年のコンサートツアー。
毎回これが最後のツアーと拓郎さん自身が言うものだから
ファンの間でのチケット争奪戦は熾烈を極めたなあ。
願いが叶い、吉田拓郎の(毎回最後の(笑))ステージ上の雄姿を目に焼き付けながら
心底幸せだった。


その後、もう一度“最後のライヴ”を行うと言っていた拓郎さんだったけど
コロナ禍で計画は取り止めとなった。

残念……。
多分、もう二度とライヴをやってくれない気がして
急に喪失感に襲われ悲しくなった。


そして現在は、

散々、あれこれ書いてきたが
(以前にも同じようなこと何度も書いたかもだけど)
もちろん拓郎さんを好きなのは永遠に不滅だが(意味不明^^;)
その行動はファンと呼ぶには程遠い。

月に一度、金曜22時からの彼のラジオが同時刻に始まるテレビドラマに負けて
ここのところ聴けていない。
(もともと熱心さに欠けるところがあるにしても)

昨年12月の第2金曜日。
久しぶりに聴こうとしたらパーソナリティが拓郎さんじゃなかった。

ああ、ラジオもやめてしまったんだと思った。


今年になり、ふと吉田拓郎 オールナイトニッポンゴールド』で検索してみたら
昨年12月17日(第3金曜日)分のそれがYouTubeにアップされているのを見つけた。

なんだ!やってるのね(●^o^●)


久しぶりに聴く拓郎さんの喋りは相変わらずだった。
お得意の自画自賛も「ハイハイ」と苦笑いで聞き流す。
拓郎ファンの心得である。

それにしても、非難覚悟で正直に言えば、話が長くなった気がしてならない。
同じことを何度も繰り返す、みたいな?
たくろうってそうだった?
それとも歳を重ねたせい?

若い頃の彼の話をそんなふうに思ったことは無い。
一言一言、聞き漏らさぬよう耳を傾け
いちいち感心したり、胸ときめかしたり。

さては聴く自分の方が歳を取り、気が短くなっているのか?


まあ、何がどうでも
彼のことは好きで、すべて受け入れてしまう。
これもまた、拓郎ファンの哀しい性(さが)。

(話が長いとかどうとか申しまして、気分を害された方、お許し下さい。悪口ではございませんでm(__)m)


……………


若い女優さんで奈緒さんという方がいらっしゃる。
彼女は拓郎ファンを公言されていて
先日、パーソナリティをされた『オールナイトニッポン』で
吉田拓郎オフ会と銘打ち、彼の歌をかけ、語っておられた。


彼女のお母さまが拓郎さんのファンであることがきっかけで
小さい頃から当たり前に彼の歌を聴いていた。
奈緒さんが好きなキャンディーズの歌を拓郎さんが作ったことを大人になってから知り
そこから彼の他の歌も聴くようになった。
2019年のライヴにはお母さまと二人で行かれ、大号泣だったとか。(わかります!)

大好きな「今日までそして明日から」

“私は今日まで生きてみました” の歌詞が特に大好き

今日まで生きてきたと思うと何だか苦しくなる時がある
でも、
今日まで生きてみたと思うと
今日もまた新しい一日で
私は今日という日を生きてみているんだなあと思えて
ちょっと失敗があっても立ち直れる
凹みがちで不安症な自分を支えてくれる

そうおっしゃっていた。


また、22歳の大学生からのメールから。
彼は吉田拓郎を聴き始めたきっかけを明確に憶えていると言う。

音楽に全く興味が無かった中学生の頃
ドライブで拓郎ファンだったお父さんがよくかけていた「春だったね」
軽快なテンポと独特な歌いまわし、中毒性のあるメロディが頭にこびりつき
それから拓郎の曲を聴きまくった
拓郎は自分を広い音楽の世界に最初に導いてくれた


わかるなあー--!

すごくわかる

自分も同じようだったなぁと懐かしく思った…(╯▽╰ )



ところでラジオの中で
奈緒さんがライヴツアーをやれと言えばオールナイトでもやる」
とメッセージを送った拓郎さん。
(そういうとこ、調子イイ^m^)

奈緒さんの願いに応えて、本当にやってくれることを信じたい(^人^)



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12年前の拓郎さん 御年64歳。
今の自分と同じくらいの歳だと考えると、めちゃ若い⁉
これはもう、惚れてまうやろ~~~💕


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